Excelで全角か半角かチェックする方法を紹介!

Excelで全角か半角かチェックする方法を紹介!

Microsoft Excelで、セル内の文字列が全角か半角かチェックしたいと思ったことはありませんか?LENB関数とLEN関数を使用して、文字列を確認してみましょう。この記事では、Excelで全角か半角かチェックする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで全角か半角かチェックしたい
  2. Excelで全角か半角かチェックする方法

Excelで全角か半角かチェックしたい

Microsoft Excelで、セル内の文字列が全角半角かチェックしたいと思ったことはありませんか?半角しか使用しないルールなのに全角が混じっている・またはその逆の条件の際に正しく入力されているかチェックしたいというケースもあるかと思います。この記事では、Excelで全角か半角かチェックする方法をご紹介していきます。

Excelで全角か半角かチェックする方法

それでは、Excelで全角か半角かチェックする方法を説明していきます。Excelでセル内に入力されている文字が全角か半角かチェックするには、「LENB関数(レングスバイト)」関数を使用します。LENB関数は、文字列のバイト数を求めることのできる関数です。例えば半角「ア」は1バイトとして数えられますが、全角の「ア」は2バイトとして数えられます。簡単に言えば半角は1バイト・全角は2バイトで構成されているわけですね。LENB関数で対象の文字列をチェックして、偶数になるなら全角・奇数になるなら半角が混じっているということになります。

同様の関数に「LEN関数(レングス)」というものがあり、こちらは全角・半角を区別せずに文字数を数えます。この2つの関数を併用して、全角を含むセルを確認することができますよ。

B列に文字列・C列にチェックした結果を出したい
画像の例ではB列の「文字」に文字列が入力されており、C列の「チェック」で全角が混じっているのかどうかを確認します。画像例の文字列の中の全角は、分かりやすく小文字のアルファベットにしています。
C3セルに「= IF(LENB(B3)-LEN(B3) <> 0,"全角","")」と入力
全角を含む文字列なのかどうかを判別するには「LENB関数の文字列-LEN関数の文字列が1以上の場合に全角文字を含む」という条件で計算を行います。C3セルに「= IF(LENB(B3)-LEN(B3) <> 0,"全角","")」と入力して、全角が入力されている場合に「全角」と表示するようにしています。
C3セルの数式をオートフィルで残りのセルにも適用
あとは、C3セルの数式をオートフィルで残りのセルにも適用しましょう。B3セルとB6セルは半角のアルファベットのみで構成されているためチェックが空欄ですが、B4セル・B5セル・B7セルには全角のアルファベットが混じっているため「全角」が表示されています。このように、半角と全角を確認することができますよ。

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