ExcelのTRANSPOSE関数の使い方を紹介!

ExcelのTRANSPOSE関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つ「TRANSPOSE関数」というものをご存知でしょうか?TRANSPOSE関数は、指定した行と列を入れ替えることのできる関数です。この記事では、ExcelのTRANSPOSE関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのTRANSPOSE関数とは?
  2. ExcelのTRANSPOSE関数の使い方

ExcelのTRANSPOSE関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つ「TRANSPOSE関数(トランスポーズ)」というものをご存知でしょうか?TRANSPOSE関数は、指定した行と列を入れ替えることのできる関数です。

行と列のデータを間違えて逆に入力してしまったり、後で変更したいという場合にTRANSPOSE関数を使用することで簡単に行と列の入れ替えを行うことができますよ。またTRANSPOSE関数はスピルにも対応しているため、Microsoft 365・Office2021以降のバージョンのExcelであれば簡単に配列を返すことが可能となっています。この記事では、ExcelのTRANSPOSE関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのTRANSPOSE関数の使い方

それでは、ExcelのTRANSPOSE関数の使い方を説明していきます。まずは、TRANSPOSE関数の数式から説明します。TRANSPOSE関数の数式は「=TRANSPOSE(配列)」となります。引数の「配列」で、入れ替える配列の指定を行いましょう。

行にアイテム名・列に取り扱い店名を入力した表
実際に、TRANSPOSE関数を使用して配列の入れ替えを行ってみましょう。画像の例では、行にアイテム名・列に取り扱い店名を入力しています。これらの配列の入れ替えを行います。
I2セルに「=TRANSPOSE(B2:G7)」と入力してEnterキーを押す
入れ替え後の表をI2セルから出力させたいので、I2セルに「=TRANSPOSE(B2:G7)」と入力してEnterキーを押しましょう。
I2セルにTRANSPOSE関数で配列を入れ替えた表を表示できた
これで、I2セルにTRANSPOSE関数で配列を入れ替えた表を表示させることができますよ。

もしMicrosoft 365やExcel2021以前のバージョンのためスピルが利用できずに表が表示されない場合は、I2セルを起点にして出力したい範囲をドラッグで選択しておきます。I2セルに「=TRANSPOSE(B2:G7)」と数式を入力したら、「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」で配列数式として入力することで表を表示させることができますよ。


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