ExcelのTRANSPOSE関数とは?
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Microsoft Excelで使用できる関数の1つ「TRANSPOSE関数(トランスポーズ)」というものをご存知でしょうか?TRANSPOSE関数は、指定した行と列を入れ替えることのできる関数です。
行と列のデータを間違えて逆に入力してしまったり、後で変更したいという場合にTRANSPOSE関数を使用することで簡単に行と列の入れ替えを行うことができますよ。またTRANSPOSE関数はスピルにも対応しているため、Microsoft 365・Office2021以降のバージョンのExcelであれば簡単に配列を返すことが可能となっています。この記事では、ExcelのTRANSPOSE関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのTRANSPOSE関数の使い方
それでは、ExcelのTRANSPOSE関数の使い方を説明していきます。まずは、TRANSPOSE関数の数式から説明します。TRANSPOSE関数の数式は「=TRANSPOSE(配列)」となります。引数の「配列」で、入れ替える配列の指定を行いましょう。
![行にアイテム名・列に取り扱い店名を入力した表](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/102/249/original.jpg?1696092323)
![I2セルに「=TRANSPOSE(B2:G7)」と入力してEnterキーを押す](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/102/247/original.jpg?1696092283)
![I2セルにTRANSPOSE関数で配列を入れ替えた表を表示できた](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/102/250/original.jpg?1696092427)
もしMicrosoft 365やExcel2021以前のバージョンのためスピルが利用できずに表が表示されない場合は、I2セルを起点にして出力したい範囲をドラッグで選択しておきます。I2セルに「=TRANSPOSE(B2:G7)」と数式を入力したら、「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」で配列数式として入力することで表を表示させることができますよ。