ExcelのLOG10関数とは?使い方を紹介!

ExcelのLOG10関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「LOG10関数(ログ・トゥー・ベース・テン)」というものがあります。LOG10関数とは、指定した数値の常用対数を求めることができます。この記事では、LOG10関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのLOG10関数とは?
  2. ExcelのLOG10関数の使い方

ExcelのLOG10関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「LOG10関数(ログ・トゥー・ベース・テン)」というものがあります。LOG10関数とは、指定した数値の常用対数を求めることができる関数です。

常用対数とは、底が「10」の対数のことを指します。常用対数は数学で使用することがあり、Excelで常用対数を求めたいというシーンもあるかと思います。しかし、いちいち公式を使用して常用対数を求めるのは面倒ですよね。そこで、LOG10関数を使用することで簡単に常用対数を求めることができますよ。この記事では、LOG10関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのLOG10関数の使い方

それでは、ExcelのLOG10関数の使い方を説明していきます。まずは、LOG10関数の数式から説明します。LOG10関数の数式は「=LOG10(数値)」となります。引数の「数値」で、数値(進数)の指定を行います。0以下の数値は指定できないので、注意しましょう。

C3セルに「=LOG10(B3)」と入力
実際に、LOG10関数を使用してみましょう。画像の例では、表内の数値の常用対数をLOG10関数を使用して求めてようとしています。C3セルに「=LOG10(B3)」と入力して、「1」の常用対数を求めていきます。
常用対数を求めることができた
これで、常用対数を求めることができました。あとは、残りのセルにもLOG10関数の数式を適用しましょう。セルの右下に表示されているフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、残りのセルにも数式を適用します。
残りの数値の常用対数を求めることができた
これで、残りの数値の常用対数を求めることができました。以上が、ExcelのLOG10関数の使い方の説明となります。

常用対数は公式で求めようとすると多少面倒ですが、LOG10関数を使用すればこのように素早く常用対数を求めることができます。注意点としては、LOG10関数における「底」は「10」で固定されているため、任意の数値を「底」として対数を求めたい場合は「LOG関数」を使用する必要があるといった点です。LOG10関数とLOG関数を、シーンに応じて使い分けてみてくださいね。


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