Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「NORMDIST関数(ノーマルディストリビューション)」というものがあります。NORMDIST関数とは、正規分布の確率・累積確率を求めることのできる関数です。「平均」と「標準偏差」で表される正規分布関数に「値」を代入したときの確率を求めることができるほか、「値」までの累積確率を求めることが可能ですよ。
この記事では、ExcelのNORMDIST関数の使い方について説明していきます。
ExcelのNORMDIST関数の使い方
それでは、ExcelのNORMDIST関数の使い方について説明していきます。まずは、NORMDIST関数の数式について説明します。NORMDIST関数の数式は「=NORMDIST(値,平均,標準偏差,関数形式)」となります。第1引数の「値」で、正規分布関数に代入する洋本の値の指定を行います。第2引数の「平均」で、分布の算術平均・相加平均の指定を行います。第3引数の「標準偏差」で、分布の標準偏差を求めます。第4引数の「関数形式」で、確率密度関数の値を求める場合にFALSEを指定します。累積分布関数の値を求める場合は、TRUEを指定します。どの引数も、省略した場合は「0」が指定された扱いになります。
ちなみに、現在では「NORM.DIST関数」が新しい関数となるのでExcelのバージョン2013以降を使用している場合はこちらを使いましょう。