ExcelのTEXTBEFORE関数の使い方
Microsoft Excelで使用可能な関数の1つに、「TEXTBEFORE関数（テキストビフォー）」というものがあります。TEXTBEFORE関数とは、文字列の中で区切り文字を指定して、区切り文字の前の文字列を取り出すことのできる関数です。この記事では、ExcelのTEXTBEFORE関数の使い方をご紹介していきます。
それでは、ExcelのTEXTBEFORE関数の使い方について説明していきます。対応しているExcelのバージョンはブラウザ・Microsoft 365となるため注意しましょう。TEXTBEFORE関数の数式は「=TEXTBEFORE(文字列,区切り文字,番号,検索モード,既定値)」となります。第1引数の「文字列」で、区切りたい文字列の指定を行います。
第2引数の「区切り文字」で、文字列の中にある区切り文字にしたい文字の指定を行います。
第3引数の「番号」で、区切り文字となる対象の文字が文字列の中に複数個ある場合に何番目の区切り文字で区切るかの指定を行います。省略した場合は、「1」扱いになります。番号は負の数でも指定することが可能で、負の数にした場合は「後ろから～番目」となります。
第4引数の「検索モード」は、大文字と小文字の区別を行うかどうかの指定を行います。「0・省略」の場合は大文字と小文字の区別を行います。「1」の場合は、大文字と小文字の区別を行いません。
第5引数の「末尾の扱い」で、文字列の末尾を区切り文字扱いにするかどうかの指定を行います。「0・省略」で区切り文字とみなさない、「1」でみなす扱いになります。第6引数の「既定値」で、区切り文字がない場合に返す値の指定を行います。省略した場合に区切り文字が見つからなかった場合は、「#N/A」エラーが返ります。
実際に、TEXTBEFORE関数を使用してみましょう。画像の例では、B2セルにメールアドレスが入力されていますよね。このメールアドレスの「@」より前の文字列を取り出していきます。
