GoogleスプレッドシートとExcelはどう違う? 相違点やメリットを解説!

GoogleスプレッドシートとExcelはどう違う? 相違点やメリットを解説!

GoogleスプレッドシートとExcelは、機能などがとっても似ています。ですが、違いも明確にあります。活用方法などによって、使い分けをすることでより便利に使いやすくなりますよ。この記事では、そんなGoogleスプレッドシートとExcelの違いをご紹介します。


目次[非表示]

  1. Googleスプレッドシートとは?
  2. GoogleスプレッドシートとExcelはどう違う?
  3. Googleスプレッドシートを使うメリット
  4. Excelを使うメリット
  5. まとめ

Googleスプレッドシートとは?

Googleスプレッドシートとは、Excelに比べて近年登場したサービスで「表計算ができるウェブ上のソフト」です。文字通りGoogleが提供するもので、無料で利用できるとあって人気があります。

ウェブ上のサービスのため他の人との共有もしやすく、ビジネスシーンで利用する機会も多くあるかと思います。

そんなGoogleスプレッドシートとExcelには大きな違いはほとんどなく、どちらも操作方法など共通しています。実際開いてみると見た目も変わらず、関数や使い方などもあまり違いを感じないかと思います。

ですが、それぞれにメリット・デメリットあるため、活用方法によっては、使いにくくなってしまうこともあります。

今回の記事では「双方の違い」や「それぞれのメリット」をご紹介していきます。早速見ていきましょう。

GoogleスプレッドシートとExcelはどう違う?

GoogleスプレッドシートとExcelの違いについて見ていきましょう。

それぞれにはどんな違いがあるのでしょうか?

GoogleスプレッドシートとExcelには、共通点が多くあります。とは言っても、やはり違うものですので違いがあります。実際に使う上で大きく違う点は、以下の4つです。
 

  • 料金
  • 使用環境
  • 保存方法
  • 共有方法

この4つの違いは、どのようなものなのか詳しく見ていきましょう。

料金

Googleスプレッドシートは基本的に無料です。

Excelはライセンス料金を支払う必要があります。

無料か有料かという違いなので、大きな違いがあります。Googleスプレッドシートは、Googleアカウントを作成していれば無料で利用できます。もちろんアカウント自体も無料で作成できます。

それに対して、Excelはライセンス料が必要となります。一度支払うのみの買い切りタイプもありますが、サポート切れとなってしまうため結局は新たなExcelが必要となります。ですので、使用する期間分料金が発生します。

使用環境

Googleスプレッドシートはオンライン上での使用となるため、ネット環境が必要となります。

Excelはオフラインでの使用となるため、ネット環境は必要としません。

Googleスプレッドシートはネット環境が必須となるのに対し、Excelはオフラインで使用できるため必要ありません。

常にネットが使用できる環境であれば、あまり大差無いものですが、使用環境によっては、大きな差が出ます。

保存方法

Googleスプレッドシートは自動保存です。

Excelは手動保存です。

保存方法は、使う方のお好みでもあります。GoogleスプレッドシートとExcelは自動保存なのか手動保存なのかに分かれているので、好みが顕著に出やすい点でもあります。

Googleスプレッドシートは自動保存ですが、お好みの版に復元することができます。ですのでよほどのことが無ければ、保存忘れによるデータ消失はほぼありません。

Excelの場合には手動保存なので、保存のタイミングを自分で決めたい場合には使いやすいですね。

共有方法

Googleスプレッドシートは「オンライン上で共有」と「複数の形式にダウンロードして共有」ができます。

Excelは「メール」や「ストレージサービス」を利用しての共有となります。

オンラインで共有できるのが強みでもあるGoogleスプレッドシート。共有方法が多くあります。また、オンライン上で共有すれば、複数の人が編集できるようになっているのもポイントです。

そしてGoogleスプレッドシートとは違い、Excel自体には共有の機能はありません。メールやストレージサービスにアップロードしての共有となります。堅実な印象ですね。

Googleスプレッドシートを使うメリット

Googleスプレッドシートは「複数の人と編集しやすい」「Googleの他の機能と連携させる」場合にはとてもメリットがあります。

たくさんのメリットはありますが、Googleスプレッドシートを使うメリットは「複数の人と編集しやすい」「Googleの他の機能との連携がスムーズ」という点です。

この2点について解説していきます。

複数の人と編集しやすい

オンライン上で編集ができるため「複数の人と管理したい表」や「相談しながら作成したい場合」などに活躍します。

シートの共有さえしておけば、複数の人と編集することができます。また人によって編集の権限を限定することができるので、保存ミスなどを防ぐこともしやすいです。

Googleの他の機能と連携させる

他のGoogle機能との連携がスムーズなのもメリットです。

GメールやGoogleカレンダーなどを使っている方はぜひ使ってみましょう。

同じGoogleの機能は、連携しやすいのも便利ですね。Googleアナリティクスなどは、連携させることでデータをグラフにしたりも可能です。

他にもGoogleの機能を使っている方は、連携がしやすいのもメリットです。

Excelを使うメリット

Excelは「表を作り込める」「オフラインでの作業ができる」場合にはとてもメリットがあります。

Excelにもたくさんのメリットがありますが、メインとなるメリットは「表を作り込める」「オフラインでの作業ができる」という点です。

この2点について詳しく紹介します。

表を作り込みたい

表計算以外に「資料として作り込みたい」「ヘッダー/フッターを変更したい」という場合にはExcelはとても使いやすいです。

フォントの種類も豊富で、グラフを作成したりなどができます。表計算だけではなく「資料作り」として作り込むことができるのがExcelです。

表計算以上のものを目指したい時には、Excelが活躍してくれます。

オフラインでの作業がメイン

オフラインでの作業がメインという使い方ならば、ネット環境に左右されないのはメリットとなります。

オフラインでの作業が多い場合には、ネット環境に左右されない方が良いですね。何かのアクシデントがある可能性が増えてしまいます。

オフライン作業が多い場合には、Excelを活用した方がリスクが少なくなりますね。

まとめ

ぜひお好みの方を使って、仕事にプライベートに活用してみてくださいね。

GoogleスプレッドシートもExcelも、どちらにも良い点があります。その時々のやりたい目的に合わせて、使いやすい方を選ぶのが良いですね。

ご紹介したメリットも、ぜひ参考にしてみてください。

Googleスプレッドシートの基本的な使い方については、以下の記事で詳しく紹介しています。こちらも併せてご覧になってくださいね。

【初心者向け】Googleスプレッドシートの使い方をわかりやすく解説!

Googleスプレッドシートの使い方を初心者向けにわかりやすく解説していきます。GoogleスプレッドシートはExcelのような表計算をブラウザで実行でき、クラウド保存されたシートを他のユーザーに共有したり、PDF/Excelなどの形式でダウンロード出来ます。

Thumb

関連記事