スプレッドシートのQuery関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのQuery関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートの関数の中には「Query関数」というものがあります。Query関数を使用することで、シート内の選択範囲を抽出したり条件指定を行うことができますよ。この記事では、スプレッドシートのQuery関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのQuery関数とは?
  2. スプレッドシートのQuery関数の使い方

スプレッドシートのQuery関数とは?

Googleスプレッドシートで使用できる関数の中には「Query関数」というものがあります。Query関数を使用することで、選択範囲のデータを出力することができます。またクエリ言語というサブ関数を組み合わせて条件指定も可能ですよ。この記事では、スプレッドシートのQuery関数の使い方をご紹介していきます。

※Microsoft Excelでは使用できない関数なので注意しましょう。

スプレッドシートのQuery関数の使い方

データ表
それでは、スプレッドシートのQuery関数の使い方を説明していきます。この例では、画像のデータをQuery関数で出力していきます。
「=QUERY(A1:C11)」と入力
まずは、選択した範囲をQuery関数で出力してみましょう。Query関数の数式は「=QUERY(選択範囲)」です。上記のデータはA1セルからC11セルに渡っているため、「=QUERY(A1:C11)」と入力します。
選択した範囲のデータが出力できた
これで、選択した範囲のデータを出力させることができました。

Query関数では、クエリ言語(実行命令)という専用のサブ関数を用いることで条件による抽出などを行うことができます。

「=QUERY(A1:C11,"Select A,C")」と入力
まずは「Select」です。数式は「=Query(選択範囲,“Select 列1,列2,…”)」のようになります。選択範囲の中から表示させたい列のみを選択して表示させることができます。
A列とC列のみを抽出できた
データの中からA列とC列のみをSelectを用いて抽出するには「=QUERY(A1:C11,"Select A,C")」と入力してみましょう。抽出できたものがこちらです。
「=QUERY(A1:C11,"Where A='神奈川県'")」と入力
続いては「Where」です。数式は「=Query(選択範囲,“Where 条件範囲列=条件”)」となります。選択範囲から、表示させたいデータのある行のみを指定して表示させることができます。
A列に「神奈川県」と入力されている行のみを抽出できた

「=QUERY(A1:C11,"Where A='神奈川県'")」とすることで、A列に「神奈川県」と入力されている行のみを抽出することができています。

「=QUERY(A1:C11,"where A='熊本県' Order by B asc")」と入力
最後は「order by」です。数式は「=Query(選択範囲,” Where 列=条件 Order by 基準列 asc(昇順) もしくは desk(降順) “」となります。Whereとセットで使用する言語で、基準列を参考にして昇順・降順にすることができます。
熊本県という条件に該当しつつ名前で昇順指定を行うことができた
画像では「=QUERY(A1:C11,"where A='熊本県' Order by B asc")」と入力することで、熊本県という条件に該当しつつ名前で昇順指定を行い表示させています。

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