VLCメディアプレイヤーでデスクトップの画面録画をする方法を紹介!

VLCメディアプレイヤーでデスクトップの画面録画をする方法を紹介!

VLCメディアプレイヤーでは、動画を再生するほかにもなんとデスクトップの画面をキャプチャして録画できてしまいます。手軽に動画を撮りたい時に便利ですよ。この記事では、VLCメディアプレイヤーでデスクトップの画面録画をする方法を紹介しています。


目次[非表示]

  1. VLCメディアプレイヤーでデスクトップの画面録画をする方法
  2. キャプチャの保存先を変更する方法
  3. まとめ

VLCメディアプレイヤーでデスクトップの画面録画をする方法

フリーのマルチメディアプレイヤー・VLCメディアプレイヤーは、音楽や動画を再生するだけでなく画面録画を行うこともできます。今回は、VLCメディアプレイヤーを使ってデスクトップ画面を画面録画するやり方を説明します。

キャプチャーデバイス設定

ウィンドウ上部「メディア」をクリックしてメニューを開き、「キャプチャーデバイスを開く」をクリック
VLCメディアプレイヤーを起動したら、ウィンドウ上部「メディア」をクリックしてメニューを開き、「キャプチャーデバイスを開く」をクリックしましょう。
「メディアを開く」ウィンドウが表示されたら、キャプチャーデバイスタブの「キャプチャーモード」を「デスクトップ」に変更
「メディアを開く」ウィンドウが表示されたら、キャプチャーデバイスタブの「キャプチャーモード」を「デスクトップ」に変更します。オプション項目の「キャプチャー時の理想的なフレームレートを指定します。」は、基本的には30.00フレーム・滑らかに録画したいのであれば60.00フレームを指定しましょう。

フレームの設定が終わったら、再生ボタンの右側の矢印マークをクリックしてメニューを開き、「変換」をクリックしましょう。

「変換」ウィンドウが表示されたら、設定項目のプロファイルを「Video - H.264 + MP3(MP4)」に指定
「変換」ウィンドウが表示されたら、設定項目のプロファイルを「Video - H.264 + MP3(MP4)」に指定します。

出力用URL項目の「出力ファイル」入力欄右側の参照ボタンをクリックしたら、保存先フォルダを指定してから「保存ファイル名.mp4」とファイル名を付けましょう。保存ファイル名指定が完了したら、プロファイル項目右側の設定ボタンをクリックします。
「プロファイルのエディション」ウィンドウが開くので、「ビデオコーデック」タブのエンコーディングパラメーター一覧の「ビットレート」を「6000kb」で設定して「保存」をクリック
「プロファイルのエディション」ウィンドウが開くので、「ビデオコーデック」タブのエンコーディングパラメーター一覧の「ビットレート」を「6000kb」で設定して「保存」をクリックしましょう。

6000kbが一般的な画質で、数値をそれ以下にすると低画質に、6000kb以上にすることで高画質になります。画質を上げると、動画ファイルの容量も増える点に気を付けましょう。

録画開始

録画開始
上記の設定が完了したら、「開始」ボタンをクリックすることで録画(レコーディング)が始まります。

VLCメディアプレイヤーのウィンドウはそのまま表示されていますが、停止ボタンかVLCメディアプレイヤーを終了させることで録画が停止され、動画ファイルが保存されますよ。

音声は入るの?

残念ながら、VLCメディアプレイヤーを使用しての録画は.mp4形式でありながらデスクトップ音声やマイクの音声を録音することができません。

音声も同時に録音したい場合は別のアプリケーションを用いたほうがスムーズでしょう。

特定のウィンドウだけをキャプチャできるの?

こちらも残念ながら、特定のウィンドウのみをキャプチャすることは不可能となっております。デスクトップ全体がキャプチャされるので、一部分を切り取るといったことはできません。

キャプチャの保存先を変更する方法

​​​​​​​「変換」ウィンドウの一番下にある出力用URL項目の「出力ファイル」から保存先とファイル名を入力
動画キャプチャの保存先は毎回手動で入力する必要があります。

「変換」ウィンドウの一番下にある出力用URL項目の「出力ファイル」から保存先とファイル名を入力しましょう。

まとめ

VLCメディアプレイヤーでデスクトップの画面録画をする方法を紹介!いかがでしたでしょうか。

フリーのマルチメディアプレイヤー・VLCメディアプレイヤーでは、動画再生だけではなくデスクトップ画面を録画することが可能となっています。フレームレートやビットレートの調整も可能なので、手軽に動画を撮りたい時に重宝しますよ。

ただし、音声を録音できない点や特定のウィンドウのみをキャプチャーすることができないといった点には注意しましょう。


関連記事