拡張子aaeとはどういうファイル?削除する方法はあるのか?media player

拡張子aaeとはどういうファイル?削除する方法はあるのか?media player

iPhoneで使用されている拡張子の種類の一つ、aaeが存在します。この拡張子を持つファイル名はiPhoneをただ使っているだけだとあまり目にしないファイル名ですが、使い方次第では見かけることがあります。今回はこの拡張子aaeについて詳しく見ていきましょう。


目次[非表示]

  1. 拡張子aaeとはどういうファイル?
  2. 拡張子aaeファイルを開くには?
  3. 拡張子aaeのファイルは削除しても大丈夫?
  4. まとめ

拡張子aaeとはどういうファイル?

拡張子aaeを持つファイルとは、iPhoneやiPadなどのiOS端末で利用されているファイルです。

aaeファイルは写真の加工情報が入っており、この情報を用いてトレーニングした写真を表示したりすることができます。

そのため、一度でも加工した写真には必ずaaeファイルが作成されています。

aaeファイルに対応していないアプリでは未加工写真しか扱えなくなる

レアケースではありますが、利用するアプリがaaeファイルによる加工情報の反映に対応していなかった場合、加工前の元の写真しか扱うことができません。

iPhoneは加工前の写真を上書きせずに残しているため、aaeファイルに対応していないと加工した後の写真ファイルを参照できなくなるのです。

もし、何かしら写真を利用するアプリで、写真をトリミングしたにも関わらずトリミング前のサイズしか扱えないといったことが起きた場合はaaeファイルに対応していないということになります。

この場合はaaeファイルに依存しない別の写真加工アプリを利用して写真ファイル本体を変換する必要があります。

拡張子aaeファイルを開くには?

iPhone・iPadでは事実上の隠しファイルとして扱われているため、基本的にはスマホからaaeファイルを開くことはできません。

iPhoneなどのiOS端末をパソコンに接続して写真フォルダを開くことで、aaeファイルを確認

ですが、iPhoneなどのiOS端末をパソコンに接続して写真フォルダを開くことで、aaeファイルを確認することができます。

はじめて接続する際は接続先のパソコンを信頼するかどうかの確認画面に表示されるので、必ず[信頼]をタップしてください。

エクスプローラーのドライブ一覧にiPhoneが追加

接続先のパソコンを信頼すると、エクスプローラーのドライブ一覧にiPhoneが追加されます。

もし接続しているドライブ一覧にiPhoneが表示されていない場合は、一度USBケーブルを抜いて再接続してみてください。

また、USB接続する際にiPhoneにロックが掛かっている場合も接続に失敗しパソコン側が認識できないので注意しましょう。

DCIM」フォルダ
接続したiPhoneの中を見ると「DCIM」フォルダがあるのでそれを開きます。

すると「100APPLE」のようにいくつかフォルダが表示されますが、何でもいいので「~APPLE」となっているフォルダを開きます。

ちなみに「~APPLE」の数字が大きければ大きいほど最新の写真・画像が保存されているフォルダとなります。

iPhoneに残っている写真・画像および加工歴がある画像にはaaeファイルも作成
このフォルダにiPhoneに残っている写真・画像および加工歴がある画像にはaaeファイルも作成されています。

このaaeファイルですが、実態はただのテキストファイルであるため、テキストエディタで開く事が可能です。

aaeファイルを文字化けさせずに開くことこそできるものの、加工情報がどのようになっているのかについてはわかリませんので、わざわざパソコンで開いて加工データを見る必要はありません。

拡張子aaeのファイルは削除しても大丈夫?

拡張子aaeを持つファイルは写真の加工履歴情報といいましたが、aaeファイルを削除しても特別大きな影響が出ることはありません

aaeファイルなしでも加工前の元の写真に戻すこともできますし、引き続き写真を加工することも可能です(この場合は再度aaeファイルが生成されます)。

aaeファイルの削除方法

aaeファイルを削除する方法ですが、aaeファイルだけを削除する場合はパソコンを使用する必要があります。

iPhoneでaaeファイルを削除したい場合は写真ごと削除する必要があるのであまりおすすめしません。

パソコンでiPhoneの画像フォルダを開いて、aaeファイルを削除
パソコンでaaeファイルを削除したい場合は、パソコンでiPhoneの画像フォルダを開いて、aaeファイルを削除するだけです。

これで再度画像加工しない限り、aaeファイルが新たに生成されることはありません。

まとめ

aaeファイルはiPhone内部で使われている補助ファイルのようなものです。

ですので、わざわざパソコンに繋いでファイルを編集・削除する必要もありません。

また、aaeファイル自体の容量は写真の百~数万分の1程度しかないため、iPhoneの空き容量を増やすために削除することはあまりお勧めしません。

ですので、aaeファイルはあって困るものではなく、消す必要がないiPhone特有のファイルと覚えておくと良いでしょう。


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