7zipで個別圧縮したい

7Zipで複数のファイルやフォルダの圧縮を行う場合は、基本的にはファイルやフォルダを別のフォルダに一纏めにしてから圧縮するパターンが多いと思います。
しかし、「一纏めにするのではなくフォルダごと・ファイルごとに圧縮したい」というケースもありますよね。でも、一つずつ圧縮操作を行うのは非常に面倒です。
そこで、7Zipを使用するコマンドを入力したバッチファイルを作成すれば、フォルダごと・ファイルごとに圧縮を行うことができるようになるので操作が捗りますよ。
この記事では、7Zipで個別圧縮する方法(バッチファイルの作成・使い方)をご紹介していきます。
7zipで個別圧縮する方法

@ECHO OFF SET path="C:\Program Files\7-Zip\" SET exeFile=7z.exe REM zip解凍パスワード(%はエスケープのため%%とする) SET pass="XXXXXXXX" FOR %%f IN (%*) DO ( %path%%exeFile% a -p%pass% %%~dpf%%~nf.zip %%f ) ECHO zip圧縮完了しました。 pause
「SET path=""」には、7Zipをインストールしているフォルダを指定します。「SET exeFile=7z.exe」は、7Zip本体を指定しています。
「SET pass="XXXXXXXX"」には、好きなパスワードを設定しましょう。パスワード欄に何も入力しない場合、ファイルの圧縮操作実行時にパスワードの設定を求められます。ですので、何かしらパスワードは入力しておいたほうがスムーズですよ。


コマンドプロンプトが起動し、圧縮処理が行われます。処理が完了したら何かキーを押してコマンドプロンプトを終了させましょう。

作成したバッチファイルは、デスクトップ画面など使いやすい場所に置いておきましょう。また、コマンドを編集したい場合はテキストエディターで編集することができますよ。