WordPressでRSSフィードを配信したい
ブログの読者にとって便利な機能「RSSフィード」があります。
RSSフィードがあるとリピーターが訪れやすくなるなど、サイト運営者にもメリットが大きいです。
そんなRSSフィードはWordPressだとプラグインなしでとても簡単で導入することが可能です。
WordPressでRSSフィードを配信する方法
WordPressでRSSフィードの配信は、別途プラグインを使わずに配信することが可能です。
やり方を順番に解説していくので参考にしてください。
WordPress標準機能を使用する
ただただRSSフィードの配信したいだけであれば、WordPress標準機能を使うだけで十分です。
さらに、WordPressを一度セットアップしてしまえば何も設定しなくても配信できてしまうレベルです。
ただし、WordPressインストール直後のままRSSフィードを配信してしまうと、少し見づらいものとなってしまうので少しだけ設定を変更します。
基本になっているとRSSフィードのURLがわかりにくくなってしまうため、あまりおすすめしません。
「基本」以外のパーマリンク設定にすると、「WordPressサイトトップページURL/feed/」でRSSフィードページにアクセスできるようになります。
RSSフィードに載せる記事数・情報量を変更する
デフォルトでRSSフィードに載せられている情報は、
- 記事全文
- 新着記事が最大10記事
ここにRSSフィードに掲載する最大記事数や記事を全文載せるか抜粋のみ載せるか選択できます。
記事全文をRSSフィードを使って丸パクリされたくない場合は抜粋だけにしておきましょう。
WordPress初心者の方は、はじめから搭載されているRSSフィード配信機能だけを使うのがおすすめです。
WordPressに慣れていて、もっと細かくカスタマイズしてRSSフィードを出力・配信したいという方は後述するプラグインを利用する方法を参考にしてください。
RSSフィードにアイキャッチ画像を含めたい場合
WordPress標準のRSSフィード配信機能ではアイキャッチ画像が出力されません。
そのため、考えて作ったアイキャッチ画像を用意してもRSSフィードを取得する方たちにはアイキャッチ情報が伝わらないのです。
そういったWordPress標準のRSSフィード機能では出力できない情報まで含めたい場合は、functions.phpに以下のコードを貼り付けます。
function rss_post_thumbnail($content) { global $post; if(has_post_thumbnail($post->ID)) { $thumbnail_id = get_post_thumbnail_id($post->ID); // アイキャッチ画像の ID を取得 $thumbnail = wp_get_attachment_image_src( $thumbnail_id, 'medium' ); // medium サイズの画像情報を取得 $thumbnail_url = $thumbnail[0]; // URL を取得 $content = '<p><img src="'.$thumbnail_url.'" alt="'.get_the_title().'" /></p><p>'.$content.'</p>'; } else { $content = '<p><img src="'.get_template_directory_uri().'画像URL" alt="'.get_the_title().'" /></p><p>'.$content.'</p>'; } return $content; } add_filter('the_excerpt_rss','rss_post_thumbnail'); add_filter('the_content_feed','rss_post_thumbnail');
このコードを現在使用中テーマのfunctions.phpに追記するだけでRSSフィードにアイキャッチ画像が追加されます。
RSSフィードはアクセスの度に更新されるのではなく一度作成されたら約12時間キャッシュされます。そのため、記事更新など何かトリガーが発生しない場合はすぐにfunctions.phpの変更が反映されない可能性があります。
ですので、functions.phpを変更してもRSSフィードにアイキャッチ画像が追加されない、何も変わらないという場合は適当な記事を一時期的に公開してRSSフィードの再出力を行ってみてください。