スプレッドシートの背景色でカラースケールを設定したい
Googleスプレッドシートの背景色に、カラースケールを設定したいと思ったことはありませんか?画像の例のように、数値が入力されている表において数値が大きいものがどれなのか・逆に数値が小さいものはどれなのか一目で判断したいというシーンもあるかと思います。こういったケースでカラースケールを適用すれば、色の濃さによってどのセルの値が大きいのか・または小さいのかをすぐに判断することができますよ。この記事では、スプレッドシートの背景色でカラースケールを設定する方法をご紹介していきます。スプレッドシートの背景色でカラースケールを設定する方法
それでは、スプレッドシートの背景色でカラースケールを設定する方法を説明します。この記事では、画像の例を使用します。「データ」列に、条件付き書式を適用してカラースケールを表示させます。
まずは、カラースケールを適用させたい範囲を選択しましょう。
続いて画面上部の「表示形式」をクリックしてメニューを開き、「条件付き書式」をクリックしましょう。
画面右側に「条件付き書式設定ルール」メニューが表示されるので、「カラースケール」タブをクリックします。デフォルトで「最小点」が最小値・「最大点」が最大値に指定されているので、「最小点の色」と「最大点の色」のボタンをクリックして最小値と最大値の色を設定しましょう。
これで、自動的に行ごとにカラースケールが適用されます。この例では最小点を薄青色に、最大点を濃い青色にしているため色が薄ければ薄いほどデータの値が小さい・色が濃ければ濃いほどデータの値が大きいということが分かりますね。
中央点の色を付与することも可能です。「中央」のプルダウンメニューから「パーセント」をクリックして右側の入力欄に「50」を指定して、「中央の色」ボタンから色を指定します。基本的には最小点と最大点と同系色の色を使用することを推奨しますが、この例では分かりやすくするためにオレンジ色を選択しています。
これで、中央点である50パーセントとその前後の色にオレンジ色が付与されました。中央値を判別したい場合に、中央点を指定すると便利ですよ。あとは条件付き書式設定メニューの「完了」をクリックして、設定を完了しましょう。
これで、作成したカラースケールが条件付き書式設定ルールに登録されます。カラースケールを削除するには、削除したいカラースケールにマウスカーソルを乗せると表示されるごみ箱ボタンをクリックすることでカラースケールを削除することができますよ。作成したカラースケールの編集を行いたい場合はカラースケール名をクリックして編集画面に、別の条件を設定したい場合は「条件を追加」をクリックすることで新たな条件を作成することが可能となっています。