VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法!

VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法!

Microsoft Excelで、VLOOKUP関数を使用して求めた結果の合計を計算したいと思ったことはありませんか?この場合は、SUMIF関数を併用してみましょう。この記事では、VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. VLOOKUP関数の結果の合計を計算したい
  2. VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法

VLOOKUP関数の結果の合計を計算したい

Microsoft Excelで使用頻度の多い関数と言えば「VLOOKUP関数」です。このVLOOKUP関数を使用して取得した結果(数値など)をリストアップしてから、それぞれの結果を足して合計したいというシーンもありますよね。

例えば販売した商品の中から特定のアイテムの売上の合計を計算したい場合に、VLOOK関数ではあくまでリスト化することしか行えないため別の関数を組み合わせる必要があります。SUMIF関数を併用することで、VLOOK関数で求めた結果の合計を計算することが可能ですよ。この記事では、VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法をご紹介していきます。

VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法

Excel表
それでは、VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法を説明します。この例では、画像の下部の表で、それぞれのアイテムの合計売上を調べようとしています。「No」列に記載されている番号を検索値として、「アイテム」列と「価格」列はVLOOKUPにて取得しています。

ここから各アイテムの売上を求める際に、間違って「SUM関数」を使用して範囲指定を行うと他の売上と重複してしまいます。だからといってセルを1つずつ指定するのでは非効率的ですよね。ここで役に立つ関数が「SUMIF関数」です。SUMIF関数の数式は「=SUMIF(範囲, 検索条件, [合計範囲])」です。

H9セルに「=SUMIF($C$9:$C$13,G9,$E$9:$E$13」と入力
それぞれのアイテムの合計売上を求めていきます。まずG9セルの「1」を検索条件として、H9セルに「=SUMIF($C$9:$C$13,G9,$E$9:$E$13」と入力しています。範囲と合計範囲のセル番に「$」を挿入しているのは、この後オートフィルをかけて残りのセルにも数式を適用するためです。

「$」を挿入しないと絶対参照にならず、数式が1つずつずれてしまうため必ず絶対参照にするようにしましょう。絶対参照については下記リンク先の記事にて説明していますので、併せてご覧ください。

Excelの数式で参照するセルを固定する方法を紹介!

Microsoft Excelの数式で、参照するセルを固定化させる方法をご存知でしょうか?参照するセルを固定するためには、参照方式を「絶対参照」にする必要があります。この記事では、Excelの数式で参照するセルを固定する方法をご紹介しています。

Thumb
合計売上を求めることができた
これで合計売上を求めることができました。あとはセルの右下に表示されているフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、残りのアイテムの合計売上を求めることができました。

このように、VLOOKUP関数で取得した結果の合計を求める場合はSUMIF関数を組み合わせて使用しましょう。VLOOKUP関数の結果の合計を計算する方法の説明は、以上となります。


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