7zipでパスワード付きのzipファイルを作成する方法

アーカイバ・7Zipでは、ファイルを圧縮してパスワード付きのzipフォルダを作成することができます。
Windows10でもパスワード付きzipファイルの作成は行えますが、こちらのほうがスムーズにzipファイルを作成できますよ。
この記事では、各種ファイルを7zipを使ってパスワード付きのzipファイルを作成する方法をご紹介していきます。
ファイルをパスワード付きのzipファイルにする



※他の圧縮項目を選択すると、パスワードをかけられないので注意しましょう。

圧縮メニューの右側に「暗号化」項目があります。「パスワード入力」フォームにパスワードを入力することでパスワードが設定できます。その後、「OK」をクリックすることで、パスワード付きzipフォルダが自動生成されますよ。
※ちなみにパスワードの暗号化形式も選択できるのですが、基本的に「ZipCrypto」のままで問題ありません。

ちなみに、デフォルト設定の場合は解凍先のフォルダ名はファイル名と同じものになります。
フォルダをパスワード付きのzipファイルにする




あとは「OK」をクリックすればパスワード付きzipフォルダが作成されますよ。

zipファイルをパスワード付きのzipファイルにする

まずzipファイルを右クリックして、右クリックメニューを表示させましょう。


zipファイルに対して操作を行っているので一番上の項目は「開く」になっていますが、ちゃんと下のほうに「圧縮...」があるので、これをクリックしましょう。

圧縮メニューの右側にある「暗号化」項目にある「パスワード入力」フォームにパスワードを入力しましょう。パスワード入力後に「OK」をクリックすれば、パスワード付きzipフォルダが作成されますよ。

画像では同じファイル名にしてしまっているために混乱してしまったので、zipフォルダをパスワード付きのzipファイルにする場合は中身とは違うフォルダ名を付けるようにしましょう。
パスワード付きzipファイルを、7zipを通してパスワード付きのzipファイルにする



zipファイルに対して操作を行っているので一番上の項目は「開く」になっていますが、下のほうの「圧縮...」をクリックすれば圧縮メニューが開けます。



パスワード付きの「ふぉるだ.zip」を解凍すると、中から「folder.zip」が出てきました。そして、これも開こうとするとパスワードを求められます。中身のzipファイルのパスワードは変更されていないのでご安心ください。
この方法を繰り返すと、マトリョーシカのようにzipファイルの中にzipファイル…となるので、パスワード解析ソフトで解析してもまたzipファイルだ!と、セキュリティ面である程度強くなりますよ。
まとめ
7zipでパスワード付きのzipファイルを作成する方法を紹介!いかがでしたでしょうか。
7Zipでは、ファイルやフォルダ・zipファイルやパスワード付きzipファイルのどれにでもパスワードをかけて圧縮し、zipファイルを作成することができますよ。記事内で方法を説明していますので、ぜひ試してみてくださいね。