Sylpheedとは?導入方法と使い方を紹介!

Sylpheedとは?導入方法と使い方を紹介!

メールソフト・Sylpheedをご存知でしょうか?2000年からリリースされているフリーのメールソフトで、現在も更新がリリースされていますよ。この記事では、Sylpheedとはどういったソフトなのか?Sylpheedの導入方法と使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Sylpheedとは?
  2. Sylpheedの導入方法
  3. Sylpheedの使い方の基本

Sylpheedとは?

フリーソフトのメーラー「Sylpheed」をご存知でしょうか?SylpheedはWindows・Mac OS・Linuxで使用することのできるメールソフトです。開発者の山本博之氏が大学4年生の時に「Linuxで実用レベルのメールクライアントがない」という理由から開発を始め、2000年1月からリリースされました。

3ペインのメーラーアプリ・すべてGUI・動作が非常に軽い・MH形式(1ファイル1メール)の採用でデータエラーに強い・外部フィルタと連携可能・各種言語によるメール理由ができるといった当時としては画期的な機能を備えており、2022年現在でも更新が行われています。Sylpheedの名前の由来は風の妖精である「Sylph(シルフ)」から来ており、「風のように軽快で、空気のように自然な動作を」という意味が込められています。名前の通り、そのシンプルさと軽快な動作から根強いファンが多いのも特徴です。

※シルフィードの綴りは正しくは「Sylphid」ですが、命名ミスをしたまま取り返しがつかないとこまで来てしまったことで「Sylpheed」になったそうです。

Sylpheedの導入方法

「インストーラー版」のファイルリンクをクリック
それでは、Sylpheedの導入方法を説明します。まずは下記リンク先の公式サイトのダウンロードページにアクセスして、「インストーラー版」のファイルリンクをクリックしてインストーラーをダウンロードしましょう。Sylpheedはインストール不要の「zipアーカイブ版」も提供されているので、インストールが面倒な場合はそちらを使用してもOKです。
Sylpheed - 軽快で使いやすいオープンソースのメールソフト

インストーラーのダウンロードが完了したら起動して、インストーラーの指示に従ってインストールを行っていきましょう。

メールボックスの場所を設定し「OK」をクリック
インストールが完了したら、Sylpheedを起動します。初回起動時には「メールボックスの設定」ダイアログボックスが表示されるので、メールボックスフォルダがデフォルト設定で問題なければ「メールボックスを以下の標準の場所に作成する」を選択・メールボックスフォルダを自分で指定したい場合は「メールボックスを以下の場所に作成する」を選択してフォルダパスを入力してから「OK」をクリックしましょう。
アカウントのタイプの種類を選択し「進む」をクリック
続いて「新規アカウントの作成」が表示されます。アカウントのタイプの種類を「POP3」・「IMAP4」・「POP3(Gmail)」・「IMAP4(Gmail)」・「POP3(MS365)」・「IMAP4(MS365)」から選択して「進む」をクリックしましょう。
「表示名」・「電子メールアドレス」それぞれ入力し「進む」をクリック
続いて「表示名」にアカウントの名前を・「電子メールアドレス」にメールアドレスを入力して「進む」をクリックしましょう。これでアカウント作成が完了するのでダイアログボックスを閉じます。あとはメールアカウントのパスワード入力を求められるので、パスワードの入力が完了すればメールアカウントをSylpheedで運用できるようになりますよ。

Sylpheedの使い方の基本

Sylpheedの起動画面
Sylpheedの使い方の基本を説明します。といっても冒頭で説明している通りシンプルなGUIで作られているメーラーアプリなので、直感的に操作しやすいですね。ウィンドウ上部の「受信」でメインアカウントのメール受信・「全受信」で登録しているアカウントすべてのメール受信・「作成」で新規メールの作成を行うことができます。

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