全角スペースには専用のキーがありません。1文字だけ欲しいときでも、IMEを全角に切り替えるか、Shiftとスペースキーを同時に押すことになります。下のボタンはその手間を省くために置きました。ーと−と‐のように見分けのつかないハイフンの仲間、かぎ括弧、よく使う記号も一緒に並べています。
├や└は罫線の仲間の記号です。├─ を同じ階層の途中に、└─ を最後に置き、まだ下に続くところには │ を立てると、フォルダ構成のツリー表示になります。下の例はそのままコピーして書き換えられます。
project/ ├─ src/ │ ├─ index.ts │ └─ util.ts └─ README.md
よく使われるのはSNSの表示名です。名前と絵文字をそのまま並べると窮屈に見えるので、あいだに全角をひとつ挟むと落ち着きます。半角だと詰まったままで、思ったほど隙間が空きません。
貼り付けた電話番号や住所が、検索しても置換してもいっこうに引っかからないことがあります。ハイフンだと思っていた文字が、実は長音記号(ー)だったというのがよくある原因です。カタカナの「スーパー」で使うあの文字で、区切りに使う全角ハイフンマイナス(-)とは別物。数式のマイナス(−)もまた違います。見た目が同じでもコードポイントが違うので、うまくいかないときはまずここを疑ってみましょう。
手早いのは「Shift」+スペースキー。WindowsのIMEでもMacの日本語入力でも、これで全角スペースが入ります。日本語入力がオンならスペースキー単体でも入りますが、変換候補が出ている最中だと確定に取られます。確実なのはShiftのほうですね。
Windowsなら「けいせん」と入力して変換すると、細い線と太い線の罫線が候補に並びます。Wordでは「2514」と打ってAlt+Xを押す方法もあります。キーボードに見当たらないときは、上の一覧からコピーしてください。
入力欄の前後の空白を自動で削る仕様のフォームがあるためです。またHTMLは半角の空白が続いても1つ分にまとめて表示します。全角スペースはこのまとめ処理を受けないので、そのまま残ります。
幅は同じですが、その位置で行が折り返されません。「10 kg」のように数値と単位を離したくないときや、固有名詞の途中で改行させたくないときに使います。
ゼロ幅スペースは画面には表示されませんが、見た目を変えずに文字と文字の間へ区切りを入れたい場面で使われます。ただし検索エンジンやフォームによっては予期しない挙動になることがあるため、多用は避けたほうが無難です。