ExcelのVSTACK関数とは?
Microsoft Excelで使用することのできる関数の1つに、「VSTACK関数」というものがあります。VSTACK関数とは、各配列の引数を行単位で上から順に結合して新しい配列を作成することのできる関数です。
簡単に言えば、表1と表2というデータ範囲があった場合にそれらを縦方向に結合して新しく作成することができるわけですね。このVSTACK関数は2022年に使用できるようになった関数なので、2023年4月時点ではOffice 365版ExcelかWeb版Excelでないと使用できないという点には注意しましょう。
ExcelのVSTACK関数の使い方
それでは、ExcelのVSTACK関数の使い方を説明していきます。VSTACK関数の数式は「=VSTACK(配列1,[配列2],…)」となっています。引数の「配列」で配列またはセル範囲の指定を行います。配列は、最大254個まで指定することができます。
以上が、ExcelのVSTACK関数の基本的な使い方の説明となります。異なるデータ範囲を簡単に結合することができるので、一から入力し直さなくていいのが便利ですね。VSTACK関数では縦方向に結合を行いますが、横方向に結合したい場合は「HSTACK関数」を使用することで横方向へ結合することができますよ。