エクセルで今日の日付や時刻を自動入力する方法!

エクセルで今日の日付や時刻を自動入力する方法!

エクセルでは様々な関数が用意されていますが、今日の日付や現在時刻を表示する関数も当然のように用意されています。この記事ではエクセルを使って今日の日付や現在時刻を表示する方法について、関数を使った方法と使わない方法の2つ紹介していきます。


目次[非表示]

  1. エクセルで今日の日付を自動で表示させる方法
  2. エクセルで時刻を自動で表示させる方法

エクセルで今日の日付を自動で表示させる方法

エクセルでは今日の日付を自動的に表示する方法がいくつか用意されています。

まず、一番簡単なのが今日の日付を表示させたいセルを選択した状態で、[Ctrl]+[;]キーを押す方法です。

エクセルは[Ctrl]+[;]キーに今日の日付を挿入するショートカットが設定されており、わざわざ日付を手入力しなくてもいいようになっています。ただしエクセルの関数を使った方法ではないため日付が自動的に更新されることはありません。

今日の日付に合わせて自動的に更新されるようにしたい場合は、TODAY関数を使用します。

=TODAY()
TODAY関数
セルにTODAY関数を記述することで今日の日付が表示されるようになるほか、日付が切り替わっても自動的に日付が更新されます。

例えば1/24にTODAY関数を使って今日の日付を表示しているシートでは1/24と表示され、別日(今回は1/28とします)に開いたときにTODAY関数で表示されるのは1/28になります。

日付を固定する

[Ctrl]+[;]キーで入力した日付は固定されたままですが、TODAY関数で今日の日付を表示させていた場合、日付が変わるとエクセルで表示している日付も変わってしまいます。

この日付を固定化したい場合ですが、形式を選択して貼り付ける方法を利用すれば簡単です。

固定したい日付があるセルをコピー
まずは固定したい日付があるセルをコピーしてください。

選択中のセルを変更せず、[Ctrl]+[Alt]+[V]キーを押して形式を選択して貼り付けのオプション画面を開きます。

「検索を選択して貼り付け」画面の「貼り付け」を[すべて]から[値]に変更して[OK]をクリック
「検索を選択して貼り付け」画面を開いたら、「貼り付け」を[すべて]から[値]に変更して[OK]を押してください。

すると、「=TODAY()」と入力していたはずの中身が日付だけになり、日付が変わってもセル内の日付が更新されないようになります。

この方法は後述する時刻を自動で表示させる方法でも有効です。

エクセルで時刻を自動で表示させる方法

エクセルで時刻を自動表示させる場合も日付を表示させたときと同じような方法で表示させられます。まずは関数を使わない方法ですが、時刻の場合は[Ctrl]+[:]で現在時刻を表示させることができます。ショートカットキーを使う方法は、日付なら「;(セミコロン)」、時刻は「:(コロン)」と覚えておきましょう。

次に、常に現在の時刻を表示させる方法ですが、こちらはNOW関数を利用します。

=NOW()
NOW関数
NOW関数では現在の年月日時分秒までを自動表示させてくれる関数で、シートに何かしらの変更が加えられるたびに自動更新されます。

デフォルトのフォーマットでは時刻以外の部分も表示されていますが、右クリックメニューから開くことができるセルの書式設定から時刻のみを表示することが可能です。

セルの書式設定から「時刻」を選び、表示させたい時刻フォーマットを選択
やり方は簡単で、セルの書式設定から「時刻」を選び、表示させたい時刻フォーマットを選択するだけです。

現在時刻をリアルタイムで表示させたい場合はこの方法を使うといいでしょう。

 


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