エクセルで今日の日付を自動で表示させる方法
エクセルでは今日の日付を自動的に表示する方法がいくつか用意されています。
まず、一番簡単なのが今日の日付を表示させたいセルを選択した状態で、[Ctrl]+[;]キーを押す方法です。
エクセルは[Ctrl]+[;]キーに今日の日付を挿入するショートカットが設定されており、わざわざ日付を手入力しなくてもいいようになっています。ただしエクセルの関数を使った方法ではないため日付が自動的に更新されることはありません。
今日の日付に合わせて自動的に更新されるようにしたい場合は、TODAY関数を使用します。
=TODAY()
例えば1/24にTODAY関数を使って今日の日付を表示しているシートでは1/24と表示され、別日(今回は1/28とします)に開いたときにTODAY関数で表示されるのは1/28になります。
日付を固定する
[Ctrl]+[;]キーで入力した日付は固定されたままですが、TODAY関数で今日の日付を表示させていた場合、日付が変わるとエクセルで表示している日付も変わってしまいます。
この日付を固定化したい場合ですが、形式を選択して貼り付ける方法を利用すれば簡単です。
選択中のセルを変更せず、[Ctrl]+[Alt]+[V]キーを押して形式を選択して貼り付けのオプション画面を開きます。
すると、「=TODAY()」と入力していたはずの中身が日付だけになり、日付が変わってもセル内の日付が更新されないようになります。
この方法は後述する時刻を自動で表示させる方法でも有効です。
エクセルで時刻を自動で表示させる方法
エクセルで時刻を自動表示させる場合も日付を表示させたときと同じような方法で表示させられます。まずは関数を使わない方法ですが、時刻の場合は[Ctrl]+[:]で現在時刻を表示させることができます。ショートカットキーを使う方法は、日付なら「;(セミコロン)」、時刻は「:(コロン)」と覚えておきましょう。
次に、常に現在の時刻を表示させる方法ですが、こちらはNOW関数を利用します。
=NOW()
デフォルトのフォーマットでは時刻以外の部分も表示されていますが、右クリックメニューから開くことができるセルの書式設定から時刻のみを表示することが可能です。
現在時刻をリアルタイムで表示させたい場合はこの方法を使うといいでしょう。