ExcelのISREF関数とは?
Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「ISREF関数(イズリファレンス)」というものがあります。ISREF関数とは、シート内のセルの参照先が存在するかどうかを判定して、結果を返すことのできる関数です。
セル単体や範囲名がシート内に存在しているかどうかを調べたい場合に、ISREF関数を使用することで結果を確認することができますよ。この記事では、ExcelのISREF関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのISREF関数の使い方
それでは、ExcelのISREF関数の使い方を説明していきます。まずは、ISREF関数の数式から説明します。ISREF関数の数式は「=ISREF(テストの対象)」となります。引数の「テストの対象」で、セルの参照先が存在するか調べたいセルか範囲名を指定します。セルの参照先が存在する場合は「TRUE」・存在しない場合は「FALSE」が返ります。注意点として、テストの対象を範囲指定した場合正しい結果が返ってこないため、あくまでセル単体と範囲名のみに使用するようにしましょう。
上記の例では範囲名が存在するかどうかを調べていますが、テストの対象をセル番地で指定して存在するかどうかを調べることも可能です。Excel 2021では列が「XFD」・行が「1048576」まで存在しているため、基本的にはその範囲内であればセルを確認することが可能となっていますよ。以上が、ISREF関数の使い方の説明となります。