Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「SUMX2PY2関数（サムオブエックススクエアドプラスワイスクエアド）」というものがあります。
SUMX2PY2関数とは、2つの配列について各配列内での位置が同じである要素をそれぞれ2乗して足した値・・・つまり平方和を求めてから、それらのすべての合計を求めることのできる関数です。簡単に言えば、平方和の合計を求めたい場合に使用する関数となっています。この記事では、Microsoft ExcelのSUMX2PY2関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのSUMX2PY2関数の使い方
それでは、ExcelのSUMX2PY2関数の使い方を説明していきます。まずは、SUMX2PY2関数の数式から説明します。SUMX2PY2関数の数式は「=SUMX2PY2(配列1,配列2)」となっています。第1引数の「配列1」で、数値を含むセル範囲・もしくは配列定数を指定します。第2引数の「配列2」で、数値を含むセル範囲・もしくは配列定数を指定します。注意点として、計算の対象となる配列は行と列の大きさが同じである必要があります。行数・列数が同じでない場合は、「#N/A」のエラー値が返されてしまうので注意しましょう。
