ExcelのDATEVALUE関数とは?使い方を紹介!

ExcelのDATEVALUE関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelの「DATEVALUE関数」関数をご存知でしょうか。DATEVALUE関数とは、文字列で入力されている日付をシリアル値に変換することができる関数です。この記事では、ExcelのDATEVALUE関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのDATEVALUE関数とは?
  2. ExcelのDATEVALUE関数の使い方

ExcelのDATEVALUE関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「DATEVALUE関数(デートバリュー)」というものがあります。DATEVALUE関数とは、文字列で入力されている日付をシリアル値に変換することができる関数となっています。

シリアル値というのは、Excel上で日付・時間を数値に置き換えたものです。シリアル値は「1900年1月1日」を「1」として計算し、そこから何日経過したのかを数値化しています。Excelで日付・時間の計算を行う場合は、それらのデータをシリアル値に変換する必要があります。そこで、DATEVALUE関数を使用することで日付をシリアル値に変換して計算できるようにするというわけですね。この記事では、ExcelのDATEVALUE関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのDATEVALUE関数の使い方

それでは、ExcelのDATEVALUE関数の使い方を説明していきます。まずは、DATEVALUE関数の数式から説明します。DATEVALUE関数の数式は「=DATEVALUE(日付文字列)」となります。引数の「日付文字列」で、シリアル値に変換する日付の文字列が入力されているセルを選択します。

C3セルに「=DATEVALUE(B3)」と入力
実際に、DATEVALUE関数を使用してみましょう。画像の例では、C3セルに「=DATEVALUE(B3)」と入力することでB3セルの日付をシリアル値に変換していきます。
日付をシリアル値に変換できた
これで、DATEVALUE関数によって日付をシリアル値に変換することができました。
「セルの書式設定」をクリック
このシリアル値を使用して、日付を和暦に変換することも可能となっています。上記画像例でシリアル値に変換したC3セルを右クリックして右クリックメニューを開いたら、「セルの書式設定」をクリックしましょう。
「表示形式」タブ→「日付」→「和暦」→「平成24年3月14日」を選択してから「OK」をクリック
「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されるので、「表示形式」タブの「分類」から「日付」を選択します。「カレンダーの種類」のプルダウンメニューから「和暦」を選択してから、「種類」の「平成24年3月14日」を選択してから「OK」をクリックしましょう。
シリアル値を和暦に変換できた
これで、シリアル値を和暦に変換することができますよ。

DATEVALUE関数の注意点ですが、引数の「日付文字列」に直接日付を入力すると「#VALUE!」エラーが返ってしまいます。ですので基本的には日付が入力されているセルを指定するのですが、どうしても日付文字列に直接日付を入力したい場合は日付を「"2023/07/04"」のようにダブルクォーテーション(")で囲むことでシリアル値に変換することができますよ。


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