ExcelのYEARFRAC関数の使い方を紹介!

ExcelのYEARFRAC関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「YEARFRAC関数」というものがあります。YEARFRAC関数とは、指定した期間が1年間に占めている割合を求めることができます。この記事では、YEARFRAC関数の使い方をご紹介しています。


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  1. ExcelのYEARFRAC関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「YEARFRAC関数(イヤーフラクション)」というものがあります。YEARFRAC関数とは、指定した期間が1年間に占めている割合を求めることができます。この記事では、YEARFRAC関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのYEARFRAC関数の使い方

それでは、ExcelのYEARFRAC関数の使い方を説明していきます。まずは、YEARFRAC関数の数式から説明します。YEARFRAC関数の数式は「=YEARFRAC(開始日,終了日,基準)」となります。第1引数の第1引数の「開始日」で、期間の開始日を文字列またはシリアル値で指定を行います。第2引数の「終了日」で、期間の終了日を文字列またはシリアル値で指定を行います。第3引数の「基準」で、日数の計算に使用する基準日数を指定します。基準日数の指定に使用する数値は、下記の通りとなります。

  • 0・省略:30日/360日(米国方式)
  • 1:実際の日数/実際の日数
  • 2:実際の日数/360日
  • 3:実際の日数/365日
  • 4:30日/360日(ヨーロッパ方式)

D3セルに「=YEARFRAC(B3,C3,3)」と入力
実際に、YEARFRAC関数を使用してみましょう。画像の例ではD3セルに「=YEARFRAC(B3,C3,3)」と入力することで、基準を「実際の日数/365日」にして計算を行っています。
指定した期間が1年間に占めている割合を求めることができた
これで、YEARFRAC関数を使用して指定した期間が1年間に占めている割合を求めることができました。小数点以下の桁数は、ウィンドウ上部の「ホーム」タブをクリックしてリボンメニューの「数値」項目の「小数点以下の表示桁数を増やすor減らす」から調整することができます。
開始日を「生年月日」・終了日を「本日」に設定
応用で、対象の年齢を求めることも可能です。画像例は上記と同じ数式を使用していますが、開始日を「生年月日」・終了日を「本日」に設定しています。これにより、年齢を求めることができました。

「小数点以下の表示桁数を減らす」で整数にしようとすると繰り上がってしまうので、小数点以下は無視することになります。どうしても小数点以下を非表示にしたい場合は、ROUNDDOWN関数を使用して切り捨てを行いましょう。


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