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Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「SORTBY関数(ソートバイ)」というものがあります。SORTBY関数とは、指定した範囲のデータの中から複数の範囲を基準として並べ替えてスピル配列として取り出すことのできる関数です。
複数グループを対象としたデータのソートを行いたい場合に、役に立つ関数ですよ。ただしSORTBY関数が使用できるのは「Microsoft 365」のみとなる点には注意しましょう。この記事では、ExcelのSORTBY関数の使い方についてご紹介していきます。
ExcelのSORTBY関数の使い方
それでは、ExcelのSORTBY関数の使い方を説明していきます。まずは、SORTBY関数の数式から説明します。SORTBY関数の数式は「=SORTBY(範囲,基準1,順序1,基準2,順序2,…基準126,順序126)」となります。第1引数の「範囲」で、元となるデータの範囲の指定を行います。第2引数の「基準」で、並べ替えの基準となる列or行の位置を「先頭=1」として指定を行います。第3引数の「順序」で、並べ替えの順序を指定します。「1」で昇順・「-1」で降順での並べ替えを行います。「基準」と「順序」は、126個まで指定可能です。
※「基準」列に入力されている値が文字列の場合は、ふりがなの順ではなく文字コードの順に並べ替えが行われる点に注意しましょう。
![F3セルに「=SORTBY(B3:D12,C3:C12,1,D3:D12,-1)」と入力](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/099/926/original.jpg?1689508426)
![右側の表に「所属」をゴールド→シルバーの順に整列してから点数を降順で並べてソートしたデータを出力することができた](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/099/927/original.jpg?1689508496)