スプレッドシートのVALUE関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのVALUE関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで、シート内の数値を計算しようとしたら何故か数式が正常に動作しなくて困ってしまったことはありませんか?VALUE関数を使用して、文字列を数値に変換しましょう。この記事では、スプレッドシートのVALUE関数の使い方をご紹介しています。


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  1. スプレッドシートのVALUE関数の使い方

Googleスプレッドシートを使用していて、シート内の数値を計算しようとしたら何故か数式が正常に動作しなくて困ってしまったことはありませんか?これは、対象のセルの数字が「数値」ではなく「文字列」として扱われてしまっていることが原因となっています。

こういったケースでは、文字列を「VALUE関数(バリュー)」を使用して数値に変換してみましょう。この記事では、スプレッドシートのVALUE関数の使い方をご紹介していきます。

スプレッドシートのVALUE関数の使い方

それでは、GoogleスプレッドシートのVALUE関数の使い方を説明していきます。まずは、VALUE関数の数式から説明します。VALUE関数の数式は「=VALUE関数(対象)」となっており、数値に変換して取り出したいセルやテキストを入力することで数値を表示させることができます。日付であればシリアル値・時刻であれば小数点以下の数値・ドルなどの金額であれば数値のみ・パーセンテージであれば小数点以下の数値が表示されます。

D2セルに「=SUM(B2:C2)」と入力
画像の例ではB2セルとC2セルの数値を足してD2セルに出力したいので、D2セルに「=SUM(B2:C2)」と入力しています。
D2セルには「100」と表示されている
しかし、D2セルには「100」と表示されてしまいました。B2セルの100とC2セルの10を足したら110になるはずなので、おかしいですよね。これは、C2セルの「10」が数値扱いになっていないことが原因です。
C2セルの表示形式が「書式なしテキスト」に設定されている
C2セルの表示形式を見てみると、「書式なしテキスト」に設定されていました。これでは、数値として認識されません。そのまま対処を行うのであれば「数値」を選択すればいいのですが、書式を変更してはいけないというケースの場合はVALUE関数を使用しましょう。
C3セルに「=VALUE(C3)」と入力
C3セルに「=VALUE(C3)」と入力することで、B2セルのテキストを数値として取り出していきます。
D2セルの数式を「=SUM(B2:C3)」と変更
C3セルに数値の「10」が出力されるので、D2セルの数式を「=SUM(B2:C3)」と変更します。これで、D2セルの計算が正しく行われて結果が「110」になりました。以上が、GoogleスプレッドシートのVALUE関数の使い方の説明となります。

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