ExcelのLCM関数の使い方をご紹介!

ExcelのLCM関数の使い方をご紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「LCM関数」というものがあります。LCM関数とは、指定した数値の最小公倍数を求めることができる関数です。この記事では、ExcelのLCM関数で最小公倍数を求める方法をご紹介しています。


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  1. ExcelのLCM関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「LCM関数(リースト・コモン・マルチプル)」というものがあります。LCM関数とは、指定した数値の最小公倍数を求めることができる関数です。

最小公倍数とは、2つ以上の整数に共通している倍数の「公倍数」のうち、最も小さい公倍数のことを指します。0は公倍数に含まない点には注意しましょう。最小公倍数は数学の場合素因数分解を行い求めますが、Excelでは素因数分解といった手間のかかる数式を使用せずにLCM関数で簡単に最小公倍数を求めることができますよ。この記事では、ExcelのLCM関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのLCM関数の使い方

それでは、ExcelのLCM関数の使い方を説明していきます。まずは、LCM関数の数式から説明していきます。LCM関数の数式は「=LCM(数値1,数値2,…)」となっています。引数の「数値」で、最小公倍数を求めたい数値を指定しましょう。直接数値を入力するだけでなく、セル範囲の指定も可能です。引数は、255個まで指定することが可能となっています。

B2セルに「=LCM(4,5)」と入力
実際に、LCM関数を使用して最小公倍数を求めてみましょう。画像の例ではB2セルに「=LCM(4,5)」と入力することで4と5の最小公倍数を求めています。
4と5の最小公倍数である「20」を求めることができた
これで、4と5の最小公倍数である「20」を求めることができました。
「=LCM(4,5,6)」と数式を変更
続いては、第3引数を追加して「=LCM(4,5,6)」と数式を変更してみます。
4と5と6の最小公倍数である「60」を求めることができた
これで、4と5と6の最小公倍数である「60」を求めることができました。以上が、ExcelのLCM関数の使い方の説明となります。シンプルな数式で簡単に最小公倍数を求めることができるので、ぜひ活用してみてくださいね。

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