CCleanerの強化ツール「CCEnhancer」の使い方・導入方法をご紹介!

CCleanerの強化ツール「CCEnhancer」の使い方・導入方法をご紹介!

パソコンクリーナーとして使っている方も多いCCleaner。CCleanerの機能をさらに拡張してくれるのがCCEnhancerです。今回は、CCleanerだけではクリーンアップできない項目もキレイにできるCCEnhancerについて解説していきます。


目次[非表示]

  1. CCEnhancerとは?
  2. CCEnhancerのインストール方法
  3. CCEnhancerの設定・使い方

CCEnhancerとは?

CCEnhancerとは、定番Windows10向けPCクリーナーソフトであるCCleanerの機能を増やしてくれる拡張ソフトです。

CCEnhancerを導入することによって、CCleaner単体ではクリーンアップできなかったソフトウェアの履歴やキャッシュの削除などができるようになります。

例えばGoogle Chromeの場合、CCleanerの機能だけだと一時ファイルやキャッシュ・クッキーなど基本的な項目しか削除できません。

ですが、CCEnhancerの導入によって、ブログストレージのクリーンアップ・ブックマークしているサイトのアイコンのキャッシュのクリーンアップ・ブラウザのログのクリーンアップなど、より詳細なクリーンアップができるようになります。

このように、CCleanerだけでは削除できないファイルも削除できるようになるため、不要ファイル掃除機としてさらに強力になるでしょう。

CCEnhancerのインストール方法

早速CCEnhancerのインストール方法を解説していきますが、CCEnhancerはCCleanerの拡張ソフトウェアです。

CCEnhancerを使用するにはCCleanerが必須なのでインストールしていない方は事前にインストールしておいてください。

CCEnhancerはこちらからダウンロードできます。

Download CCEnhancer
CCEnhancerの種類を選択する
サイトにアクセスしたらダウンロードするCCEnhancerの種類を選択する画面が表示されますが、この時選ぶものは導入しているCCleanerによって異なります。

インストール型のCCleanerを使用している方は「CCEnhancer(Installer)」、インストールせずに使えるポータブル型のCCleanerを使用している方は、「CCEnhancer Portable」を選びましょう。

今回はインストール型のCCleanerをインストールしている前提で、CCEnhancer(Installer)を使ったインストール方法を解説します。

使用する言語の選択画面
CCEnhancerのインストーラーを起動すると、セットアップに使用する言語の選択画面が表示されます。日本語を選択して次に進みましょう。
[同意する]を選択して[次へ]をクリック
続けて利用規約が表示されるので、[同意する]を選択して[次へ]を押します。
インストール先を指定
インストール先はそのままで大丈夫です。
[デスクトップ上にアイコンを作成する]にチェックを入れる画面
[デスクトップ上にアイコンを作成する]にチェックを入れて進むと、インストール完了時にショートカットアイコンが作成されます。

必要な方はチェックを入れておきましょう。

[インストール]をクリック
最後に[インストール]を押すとCCEnhancerがインストールされます。
インストール完了画面
この画面が表示されたらインストール完了です。

CCEnhancerの設定・使い方

CCEnhancerの設定方法や使い方を見ていきましょう。

初回起動時

[定義ファイルの更新]クリック
CCEnhancerを初めて起動した場合は、[定義ファイルの更新]クリックして最新の状態にアップデートしましょう。

定義ファイルの更新を行うとCCleanerに、CCEnhancerの機能が大量に追加されます。

「CCleanerを再起動しますか?」の画面
初回セットアップはこれで完了です。このままCCleanerを起動すると、CCEnhancerによって追加された機能を確認できます。
CCEnhancerにより追加された機能
CCEnhancerにより追加された機能は、「*」が付けられています。

ポータブル版を使用している場合

ポータブル版CCleanerを使っている場合、定義ファイルの更新を行う前にポータブル版CCleanerがある場所を指定しておく必要があります。

[機能]->[ポータブル版 CCleaner の場所を追加]をクリック
ポータブル版CCleaner使用者は、[機能]->[ポータブル版 CCleaner の場所を追加]をクリックしてください。
CCleanerを配置しているフォルダを指定
CCleanerを配置しているフォルダを指定します。

指定した後にCCEnhancerで定義ファイルの更新を行うと、ポータブル版CCleanerにCCEnhancer独自機能が追加されています。

CCEnhancerの機能を使う

「詳細クリーン」の[アプリケーション]タブ
CCEnhancerの機能は「詳細クリーン」の[アプリケーション]タブにまとめられています。
チェックボックスにチェックを入れてグレーアウトを解除
CCEnhancerの項目は全てグレーアウトしてますが、各項目名の左にあるチェックボックスにチェックを入れることでグレーアウトが解除されて、その機能が有効化されます。

この状態でクリーンアップを開始すると、CCEnhancerによって追加された機能も含めてクリーンアップが行われます。

CCleanerの機能だけでは削除できないChromeのブロブストレージや、サポートが終了したフラッシュプレイヤーのキャッシュなどを削除できます。

おすすめ設定は、使用しているブラウザの「Crash Repots」「Flash Player Cache」「Logs」などです。開発者は必要とする項目ですが、そうではない通常のユーザーであればこれらの情報は必要とすることがまずありません。

Microsoft Edgeなど、使ってないけどインストールされているソフトウェアのクリーンアップ設定は全て有効化しても大丈夫でしょう。

クリーンアップすると言っても一時的なバックアップファイルやキャッシュファイルなどですので、たまにしか使わないソフトウェアのクリーンアップも行って構いません。

設定時の注意点

CCEnhancerによって追加された項目は日本語ではありませんが、基本的に上級者向けオプションなのでやみくもにチェックを入れればいいわけでもありません。

Download Historyの項目
特にDownload Historyはチェックを入れないようにしておきましょう。

Download Historyにチェックを入れてしまうと、ブラウザからダウンロード履歴を辿れなくなってしまいます。

このように、設定項目によっては消えてほしくないデータがクリーンアップされてしまうので、何も考えずチェックを入れることはやめましょう。

CCEnhancerの独自機能を削除する方法

CCEnhancerでCCleanerに追加した機能を削除したい場合は、CCEnhancerから削除できます。

CCEnhancerの[機能]をクリックして[CCEnhancer 独自設定を消去する]を選択する
やり方は簡単で、CCEnhancerの[機能]をクリックして[CCEnhancer 独自設定を消去する]を選択するだけです。
CCEnhancerの独自設定の項目の削除
クリックすると、CCEnhancerの独自設定の項目がCCleanerから削除されます。

CCleaner起動中の場合は、再起動すると削除されていることを確認できます。


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