mp3ファイルのタグ情報を自動取得したい
購入した CD に入っている音楽ファイルはmp3形式であることが多いですが、そのmp3ファイルにはアーティスト名や楽曲情報、アルバム名などのCD情報が含まれていることが多いです。
iTunesなどでCD情報を取り込んだときにアルバム情報を含めた楽曲情報を全て取得できているのは、このタグ情報を参照しているケースがほとんどです。
ですが、このタグを自動してくれるようにしたい時があるでしょう。mp3タグを確認するだけのためにiTunesなどを使って音楽ファイルを取り込むというのはいささか面倒です。
Windows10には、そういったmp3タグを自動取得するため方法が用意されています。
mp3ファイルのタグ情報を自動取得する方法
mp3ファイルのタグ情報を自動取得する方法ですが、効率的なのはMp3tagというフリーソフトを使った方法です。
Mp3tagは高機能かつ使いやすいタグエディターで、タグ情報の自動取得・編集・一括編集に対応しています。
タグ情報を元にファイル名のリネームをすることも可能であるため、mp3ファイルのタグ情報に楽曲名やアルバム名などが含まれているものの、ファイル名はただの連番ファイル(例:001.mp3、002.mp3)になっていて、ひと目では分かりづらいファイルをわかりやすくすることが出来ます。
Mp3Tagの導入
Mp3Tagは公式サイトからダウンロード可能です。公式サイトは日本語非対応ですが、Mp3Tag本体は日本語に対応しています。
インストーラーを起動し、案内に従ってMp3Tagをインストールしておくようにしてください。
Mp3tagの基本操作
Mp3Tagを使う上で知っておきたい基本操作を紹介します。
ファイルを開く
ファイルを開く場合は、エクスプローラーやデスクトップからmp3ファイルをMp3Tagのウィンドウ内にドラッグアンドドロップしてください。
複数ファイル選択していた場合はまとめて追加されます。
タグを編集する
Mp3Tagは、タグを自動取得するだけでなく編集することも可能です。
一つ注意点として、音楽ファイルをクリックした際に左側に表示されるタグ情報を編集しても、実際にタグは書き換わらないので気をつけましょう。
変更はリアルタイムで保存されます。保存し忘れてやり直す羽目になったという状態にはなりません。
タグ情報を使ってファイル名を変換する
連番ファイルなど楽曲ファイルの名前が分かりづらい状態の場合は、タグ情報を使ってファイル名を一括編集できます。
まずは、リネームしたいファイルを選択しておきましょう。
文字列規則・フォーマットに則ってファイル名をリネームする設定であり、編集できるテキスト部分のフォーマットを編集することで、自由にタグ情報を用いてファイル名を決められます。
「アルバム名 - アーティスト名 - 楽曲名.mp3」のような、手入力だとかなり面倒なファイル名入力も自動化可能です。