拡張子「.dts」のファイルとは?
パソコンで拡張子「.dts」のファイルの開き方がわからなくて困ってしまったことはありませんか?拡張子「.dts」のファイルとは、「Digital Theater System(DTS)」という映画やテレビの放送で使用する音声デジタル圧縮記録及び再生方式のことを指します。
余談ですが、DTSはこの方式を開発したアメリカの「Digital Theater Systems」の社名から取られているものの、現在は社名もシステム名も「DTS(平文ではdts表記)」で統一されています。DTSは映画・ホームシアター・音楽・レーザーディスク・DVDビデオ・ブルーレイビデオ・Playstation2/3/4・XBOX ONE・パソコン・モバイル・カーオーディオなど様々なデバイスで使用されています。サラウンドシステムでエンコードされたファイルなので、このファイルに5.1chサラウンドの情報が記録されています。
拡張子「.dts」のファイルを開く方法
拡張子「.dts」のファイルを開く方法ですが、パソコン上で.dtsファイルは基本的にはDVDビデオなどの映像ファイルのオプション音声ファイルとして扱われています。そのため、基本的には.dtsファイル単体でファイルを開くというわけではありません。ビデオファイルを再生する時に.dtsファイルがあれば、一緒に読み込まれてサラウンド音声を流してくれるわけですね。
.dtsファイルをサポートしているマルチメディアプレイヤーの一つ・VLCメディアプレイヤーは無料かつ様々なファイルの再生に対応しているので、.dtsファイルのあるビデオファイルも読み込んで再生してくれますよ。VLCメディアプレイヤーの導入方法は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、併せてご覧ください。