ExcelのEXP関数とは?
Microsoft Excelでは、「EXP関数」というものがあります。EXP関数とは、「eを底とする数値のべき乗」を返す関数です。つまり数学定数の一つである自然対数の底(ネイピア数)を求めるために使う関数です。
記号はeが使われ、その値は「e=2.718281828459045235360287471352…」と続く超越数になっています。ネピアの定数という別名もあるほか、欧米においてはオイラー数などとも呼ばれています。ネイピア数は微分積分学に登場することが多く、解析学においては重要な数とされています。Excelにおいてネイピア数を扱う場合は、このEXP関数を使用しましょう。この記事では、ExcelのEXP関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのEXP関数の使い方
ちなみに、べき乗の値を取得するための関数としてExcelでは「POWER関数」が使用されます。POWER関数では1番目の引数に底の値・2番めの引数に指数の値を指定するため、EXP関数ではPOWER関数の1番目の引数にeの値を指定した場合と同じになることを覚えておきましょう。