Excelのカメラとは?表示方法と使い方を紹介!

Excelのカメラとは?表示方法と使い方を紹介!

Microsoft Excelには、「カメラ」機能が搭載されています。カメラ機能を使用することで、図などの範囲を簡単にコピーして貼り付けることができるため便利ですよ。この記事では、Excelのカメラとは?またカメラの表示方法と使い方をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Excelのカメラとは?
  2. Excelのカメラの表示方法と使い方

Excelのカメラとは?

Microsoft Excelには、「カメラ」機能が用意されています。カメラ機能を使うことで、指定した範囲をコピーして他の場所に貼り付けることができますよ。この記事では、Excelのカメラの表示方法と使い方をご紹介していきます。

Excelのカメラの表示方法と使い方

クイックアクセスツールバーにカメラを追加する

下矢印マークをクリック→「その他のコマンド」をクリック
それでは、Excelのカメラの表示方法と使い方を説明していきます。デフォルトではカメラがクイックアクセスツールバーにないので使えないため、設定からカメラを表示させましょう。ウィンドウ上部のクイックアクセスツールバーの右側に表示されている下矢印マークをクリックしてメニューを開き、「その他のコマンド」をクリックします。
「クイックアクセスツールバー」→「コマンドの選択」プルダウンメニューから「リボンにないコマンド」を選択→「カメラ」を選択→「追加」→「OK」をクリック
「Excelのオプション」ウィンドウが開くので、左側メニューの「クイックアクセスツールバー」をクリックします。「コマンドの選択」のプルダウンメニューから「リボンにないコマンド」をクリックして一覧を開き、「カメラ」を選択して「追加」ボタンをクリックして右側の欄に移動したことを確認したらウィンドウ右下の「OK」をクリックして設定を完了しましょう。
カメラのボタンがクイックアクセスツールバーに表示された
カメラのボタンがクイックアクセスツールバーに表示されました。これで、カメラ機能が使用可能になります。

カメラを使用して図の貼り付けを行う

カメラ機能でコピーしたい範囲をドラッグして指定しカメラボタンをクリック
カメラ機能で図の貼り付けを行うには、まず貼り付けたい範囲をドラッグして指定してからカメラボタンをクリックしましょう。
範囲指定を行った部分が点線で囲まれた状態になる
すると、範囲指定を行った部分が点線で囲まれた状態になります。またマウスカーソルが十字の形に変化するので、図を貼り付けたい場所でクリックしましょう。
貼り付けできた
これで、カメラ機能を使い図のコピー・貼り付けを行うことができますよ。

カメラでコピーした図の範囲を変更する

コピーした図を選択した状態で数式バーの「=」以降の式を範囲選択→元の図で変更したい範囲をドラッグで指定しEnterキーを押す
カメラでコピーした図の範囲を変更するには、まずコピーした図を選択した状態で数式バーの「=」以降の式を範囲選択します。その状態で元の図で変更したい範囲をドラッグで指定してからEnterキーを押しましょう。
カメラでコピーした図の範囲を変更することができた
これで、カメラでコピーした図の範囲を変更することができますよ。

カメラでコピーした図を移動する

カメラでコピーした図は、ドラッグ操作で移動することができますよ。Altキーを押しながらドラッグすることで、セルに沿わせて移動することが可能です。

カメラでコピーした図の枠線を非表示にする

「図の形式」→「図の枠線」→「枠線なし」をクリック
カメラでコピーした図には枠線が付きますが、元々の図にも枠線がついていると二重線になってしまいます。そこで、コピーした図の枠線を消してみましょう。ウィンドウ上部の「図の形式」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「図の枠線」のメニューから「枠線なし」をクリックしましょう。
図の枠線を非表示にした
これで、カメラでコピーした図の枠線を非表示にすることができますよ。

カメラが使えない場合の対処法

グラフの項目がグレーアウトしている
カメラがグレーアウトして使えない場合は、「挿入」タブのリボンメニューを開いて「グラフ」項目を確認してみましょう。もしグラフの項目がグレーアウトしている場合は「オブジェクトを非表示」モードが有効になってしまっているので、「Ctrlキー+6キー」の同時押しを行いオブジェクトを非表示モードを解除しましょう。

また、シートを複数選択している場合やシートの保護が行われている場合もカメラが使用できなくなるので、カメラを使用する場合はシートの複数選択・保護を解除しましょう。


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