Excelの計算で余りを求める方法をご紹介!

Excelの計算で余りを求める方法をご紹介!

Microsoft Excelで、シート上で割り算を行った際に余り(剰余)の数値を求めたいと思ったことはありませんか?割り算で余りを行うには、「MOD関数」を用いましょう。この記事では、Excelの計算で余りを求める方法をご紹介しています。


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  1. Excelの計算で余りを求める方法

Excelの計算で余りを求める方法

Microsoft Excelのシート上で計算を行う際に、割り算の余り(剰余)を求める方法をご存知でしょうか?Excelで割り算の余りを求めるには、「MOD(モデュラス・モッド)関数」を使用します。

MOD関数の入力方法と引数は下記の通りとなります。

  • =MOD(数値,除数)

「A2÷B2」をするために該当セルへ「=MOD(A2,B2)」と入力
それでは、Excelの計算で余りを求める方法を説明します。Excelの計算で余りを求めるには、冒頭で説明した通り「MOD関数」を用います。画像の例ではA2セルの数値をB2セルで割るために、C2セルに「=MOD(A2,B2)」と入力しています。囲っている中身を左から「A2÷B2」の割り算を行っていると考えれば分かりやすいですね。
該当セルに余りが出力された
これで、MOD関数を使用して割り算を行うことで余り(剰余)の数値を求めることができました。
MOD関数は直接数値を指定することも可能
また、MOD関数では直接数値を指定することも可能です。画像の例ではMOD関数の括弧内を(100,16)とすることで100÷16を行い、余りの数値である4を求めることができています。
割る数が0の場合は「IF関数」を併用
注意しなければいけない点として、割る数(除数)に0を指定するとエラーになってしまいます。もし0が割る数になってしまう可能性がある場合は、「IF関数」を併用しましょう。画像の例では「IF(B4=0,"",MOD(A4,B4))」と入力することで、B4セルが0の場合に何も表示しないようにしています。
ダブルクォーテーションの中身(つまり何もない)が表示される
このように0で割っていても、エラーではなく空欄にすることができました。「"(ダブルクォーテーション)」で囲んだ部分が表示されるようになっているので、「””」と入力して中身に何も入れていないために空欄で表示することができているわけですね。

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