Excelで順位を求めるRANK関数の使い方を紹介!

Excelで順位を求めるRANK関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで、表内のデータなどから順位を求めたいというシーンもあるかと思います。データの範囲から順位を求めるには、RANK関数を使用しましょう。この記事では、Excelで順位を求めるRANK関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで順位を求めたい
  2. Excelで順位を求めるRANK関数の使い方

Excelで順位を求めたい

Microsoft Excelで、表などのデータから順位を求めたいと思ったことはありませんか?例えばテストの点数の一覧や売上業績などから、成績の順位を付けたいというケースなどもありますよね。こういったケースで利用できる関数が「RANK関数」です。

RANK関数は指定した範囲内の順位を求めることができる関数で、降順での順位付けと昇順での順位付けを行うことができますよ。この記事では、Excelで順位を求めるRANK関数の使い方をご紹介していきます。

Excelで順位を求めるRANK関数の使い方

「スコア」列を基準にして、「順位」列に順位結果を出力したい
それでは、Excelで順位を求めるRANK関数の使い方を説明します。この例では画像の表の「スコア」列を基準にして、「順位」列に順位結果を出力していきます。RANK関数の数式ですが、「=RANK.AVG(数値,参照,順序)」となります。順序は「0」で降順(数値が大きいものを上位にする)・「1」で昇順(数値が小さいものを上位にする)となります。こちらは省略すると降順扱いになります。

RANK.AVGではなくRANKと記述しても問題ありませんが、RANKは古い関数ですので基本的にはRANK.AVGと入力しましょう。

E3セルに「=RANK.AVG(D3,$D$3:$D$12)」と入力
E3セルにスコア列を元にした順位を出力したいので、「=RANK.AVG(D3,$D$3:$D$12)」と入力します。これでD3セルのスコアをスコア列全体から参照して順位を求めるわけですね。この例では数値が高い順に順位を決めるため、順序を省略しています。また後でオートフィルを使用するため、参照セルに「$」を付けて絶対参照にしています。
RANK関数で順位を求めることができた
これで、RANK関数で順位を求めることができました。D3セルの数値は「スコア」列で一番大きい数値なので、E3セルに順位が「1」と表示されています。あとはセルの右下のフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、オートフィルを行いましょう。
セルの右下のフィルハンドルをドラッグしてオートフィルを行う
これで、残りのセルにもRANK関数を反映させて順位を付けることができました。

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