WinSCPで文字化けする原因は?
WinSCPでサーバーに接続すると、なぜかファイル名が文字化けしていることがあります。
これはWinSCP接続の文字コード設定とサーバー側で使われている文字コードが一致しないときに発生する症状であり、接続の際に文字コード設定を適切に行う必要があります。
文字化けしているとファイルのダウンロードすらままならないことがあるので、文字化けの解消方法を見ていきましょう。
WinSCPで文字化けした場合の対処法
WinSCPでファイル名の文字化けが発生した場合、どう対処すればいいのでしょうか。続いては対処法を見ていきましょう。
WinSCPで処理する文字コードを設定するには、保存済み接続設定から変更します。
初めはこの設定が[自動]になっており、UT-8に自動変換されてしまうので、[オフ]に切り替えてください。オフに切り替えたら高度なサイトの設定画面を閉じます。
保存完了後もう一度サーバーにログインしてみてください。UTF-8と誤認して文字化けが起きていたのであれば文字化けが解消されているはずです。
接続先ごとに文字コード設定すること
どの文字コードが使われているかについては接続するサーバーによって異なるため、文字コードの設定を個別にできるようになっています。
どの文字コードが使われているかについては接続するサーバーによって異なるため、文字コードの設定を個別にできるようになっています。
サーバー側の文字コードがEUCなら対処不可
WinSCPはUTF-8とShift-JISにしか対応していません。そのためUTF-8・Shift-JIS以外の文字コード「EUC」などは対応できないので注意してください。
全て半角英数字にすれば文字化けは起こらない
文字化けが起こるのは日本語などの全角文字・マルチバイト文字です。半角英数字は世界共通ということもあり文字コードが違っていても文字化けすることが滅多にありません。
ですので、サーバの文字コード設定による文字化けトラブルをとにかく減らしたいのであれば、半角英数字と半角記号のみでファイル名を設定するようにしましょう。
そうすればわざわざ設定を変更せずとも文字化けしなくなり、文字化けが治らない問題に遭遇することもなくなります。