WinSCPでroot権限で操作したい
WinSCPでサーバーに接続し、root権限で操作したいということはないでしょうか?
ソフトウェアのインストールなど、操作したい内容によってはroot権限なしでは「権限がありません / Permission denied」を含むパーミッションエラーなどで、やりたい作業をさせてもらえないこともよくあります。
そういったものは事前にroot権限を取得しておかなければなりません。
SSH接続の関係で、root権限をWinSCPで取得するには少し面倒です。
WinSCPでroot権限に切り替える方法
真っ先に考えつくのが、何かしらのユーザーでログインしてrootに昇格することですが、残念ながらその方法は使えません。
事前にサーバー側でパスワードなしでroot権限でログインできるようにしておく必要があります。
また、レンタルサーバーなどそもそもroot権限が認めらていない環境ではroot権限への切り替えが不可能なので注意が必要です。
root権限がある状態で接続したい場合は、今WinSCPのログインに使用しているユーザーとは別でrootログイン用の接続設定を作成してください。
しばらく接続設定作成しておらず、やり方を忘れたという方はこちらの記事を参考にしてください。
接続設定作成の際、一つ変更しなければならない設定があります。
この変更を忘れるとroot権限でログインできないことがあるので必ず変更しましょう。
変更したら設定を保存して、サーバーに接続します。
これで、root権限なしでは上書きできなかったファイルも上書きアップロードで更新できるようになります。