【sudo】WinSCPでroot権限に切り替える方法をご紹介!

【sudo】WinSCPでroot権限に切り替える方法をご紹介!

WinSCPはWindows向けのFTPクライアントソフトです。とても便利ですが、デフォルトではroot権限がないためsudoコマンドを使えません。今回はWinSCPでroot権限を得てsudoコマンドを使えるようにする方法を紹介します。


目次[非表示]

  1. WinSCPでroot権限で操作したい
  2. WinSCPでroot権限に切り替える方法

WinSCPでroot権限で操作したい

WinSCPでサーバーに接続し、root権限で操作したいということはないでしょうか?

ソフトウェアのインストールなど、操作したい内容によってはroot権限なしでは「権限がありません / Permission denied」を含むパーミッションエラーなどで、やりたい作業をさせてもらえないこともよくあります。

そういったものは事前にroot権限を取得しておかなければなりません。

SSH接続の関係で、root権限をWinSCPで取得するには少し面倒です。

WinSCPでroot権限に切り替える方法

真っ先に考えつくのが、何かしらのユーザーでログインしてrootに昇格することですが、残念ながらその方法は使えません。

事前にサーバー側でパスワードなしでroot権限でログインできるようにしておく必要があります。

また、レンタルサーバーなどそもそもroot権限が認めらていない環境ではroot権限への切り替えが不可能なので注意が必要です。

root権限がある状態で接続したい場合は、今WinSCPのログインに使用しているユーザーとは別でrootログイン用の接続設定を作成してください。

しばらく接続設定作成しておらず、やり方を忘れたという方はこちらの記事を参考にしてください。

WinSCPのインストールとサーバーへのログイン方法を紹介!

WinSCPはWindows10で動作するFTPクライアントソフトです。かなり優秀なツールであり、無料でダウンロード・インストールできることも人気の一つでしょう。今回はWinSCPのダウンロード・インストール方法やサーバーへのログイン方法を紹介します。

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接続設定作成の際、一つ変更しなければならない設定があります。

[設定]をクリックして詳細設定
ホスト名やユーザー名などの基本的な設定が完了したら[設定]をクリックして詳細設定を開きます。
[環境]->[シェル]を選択
次に[環境]->[シェル]を選択します。
[sudo su -]に変更して[OK]
「シェル」が[デフォルト]になっていますが、これを[sudo su -]に変更して[OK]を押します。

この変更を忘れるとroot権限でログインできないことがあるので必ず変更しましょう。

変更したら設定を保存して、サーバーに接続します。

これで、root権限なしでは上書きできなかったファイルも上書きアップロードで更新できるようになります。