漫画ビューア「Leeyes」のインストールと使い方を紹介!【jpg/rar】

漫画ビューア「Leeyes」のインストールと使い方を紹介!【jpg/rar】

デジタル版の漫画を購入したらPDFなどのドキュメントではなく、大量の連番画像しかなかったということはないでしょうか?そういうときに役立つのが漫画ビューワーソフト「LeeyesX」。今回はLeeyesXのインストー方法から使い方まで順番に解説していきます。


目次[非表示]

  1. Leeyesとは?
  2. Leeyesのインストール方法
  3. Leeyesの初期設定方法
  4. Leeyesの使い方
  5. Leeyesでjpegを見るには?
  6. まとめ

Leeyesとは?

Leeyesとは、画像で配布されている漫画を簡単に読むことが出来るビューワーソフトです。

無料で使うことができるほか、たくさんの画像を一つの書籍のようにまとめることが可能です。

画像ファイル
デジタル販売ショップで漫画を購入したら、このように1ページずつ画像化されていたことはないでしょうか?

最近はPDFなどドキュメント形式でダウンロードできるものが多いですが、中には連番の画像ファイルでダウンロードするものもあります。

Leeyesを使えば、こういった連番画像だらけの漫画の閲覧が簡単になります。

Leeyesのインストール方法

それでは早速Leeyesを使うためにインストールしていきましょう。

Leeyesは公式サイトからインストールできます。

Leeyes - 公式サイト
「Leeyes261.zip」をクリックしてダウンロード
公式サイトにアクセスしたら「Leeyes261.zip」をクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたら解凍して展開しておいてください。

インストール完了画面
この状態になったらインストール完了です。

ダウンロードしたzipファイルの中身がLeeyes本体ですので、解凍しただけでインストールが完了します。

アンインストールしたい場合は、解凍して展開されたLeeyes関連ファイルを削除してゴミ箱に入れるだけです。

Leeyesの初期設定方法

Leeyesはそのままでも使えますが、インストール直後のLeeyesは機能面が非常に乏しく、使い勝手は良くありません。

そこで「Susieプラグイン」というpng形式やjpeg形式など様々なフォーマットの画像を読み込めるようにするプラグインをインストールして設定します。

Susieプラグインは下記サイトからダウンロードできます。

Susieプラグイン
Susieプラグインいアクセスし、「Plug-in package ver0.08」をダウンロード
アクセスしたら「Plug-in package ver0.08」をダウンロードします。

一番上の「Susie32 ver0.47b (02/10/20)」ではありませんので間違えないようにしてください。

ダウンロードしたら解凍しましょう。

lzhを解凍できない場合

Susieプラグインはlzh形式で公開されています。lzh形式はzip形式と同じ圧縮ファイルなのですが、Windows10の機能だけでは解凍することができません。

別途、解凍ソフトをインストールする必要があるので、lzh形式に対応した圧縮・解凍ソフトをイントールしておきましょう。

よくわからない場合は以下の記事を参考にしてください。lzh形式の解凍方法を紹介しています。

これでLZHファイルを解凍できる!Windows10で拡張子「lzh」のファイルを解凍する方法2選

「LZH」という拡張子をご存知でしょうか。圧縮ファイル内のウイルスを検知できない恐れがあるという不具合もあり、現在のWindows10のバージョンでは、解凍することができません。今回の記事では、LZHを解凍する方法を紹介していきます。

Thumb

LeeyesにSusieプラグインを導入

Susieプラグイン
Susieプラグインを解凍すると、これらのファイルが展開されます。

これらのファイルのうち、拡張子が「.spi」のファイルを全てコピーします。

「種類」列から拡張子を確認する
拡張子がファイル名に表示されていない場合は、「種類」列を参考にしてください。
コピーしたら、「Leeyes.exe」があるフォルダにペースト
コピーしたら、「Leeyes.exe」があるフォルダにペーストします。

上記のようになればSusieプラグインの導入完了です。Leeyesを起動していた場合は一度終了させておいてください。

 

次に、Susieプラグインを正しく導入できているか確かめます。Leeyesを起動しましょう。

Leeyesを起動し、メニューの[オプション]->[プラグインの設定]をクリック
起動したら上部メニューの[オプション]->[プラグインの設定]に進みます。
読み込み設定
「読み込み設定」の下の一覧にGIF・JPEG・magなど様々な形式が表示されていたらインストールに成功しています。
読み込み設定下の一覧に何も表示されない画面

インストールがうまくいっていない(Susieプラグインを読み込めていない)場合、読み込み設定下の一覧には何も表示されません。

これでLeeyesのインストールから最低限の初期設定まで完了しました。

rar形式に対応させる

こちらは必須ではありませんが、rar形式に対応できるプラグインを導入することで、rarファイルを解凍することなく、中の画像をファイルを閲覧できます。

rar形式に対応させるプラグイン「RAR extract plug-in」はVectorからダウンロードできます

RAR extract plug-in - Vector
解凍して出てきたSPIファイル「axrar.spi」を「Leeyes.exe」と同じフォルダにコピー
インストール方法は先程のSusieプラグインと同じです。解凍して出てきたSPIファイル「axrar.spi」を「Leeyes.exe」と同じフォルダにコピーしましょう。

これでrarファイルの中の画像も開けるようになります。

読み込み違反エラーが表示された場合

複数の書庫用プラグインを導入していた場合、エラーが発生して開けないことがあります。

この場合は[オプション]->[プラグイン設定]へと進み、「読み込み設定」の[書庫用プラグイン]を選択します。

「axrar.spi」が一番上に来るように並び替える
そして、「axrar.spi」が一番上に来るように並び替えてください。これで読み込み違反エラーが表示されなくなるはずです。

Leeyesの使い方

Leeyesを使う準備ができたので、ここからはLeeyesの使い方を解説します。

画像を表示する

Leeyesは漫画閲覧支援ソフトですが、Leeyesは画像ビューワーであるため漫画とは関係ない画像も開くことが可能です。

画像があるフォルダをダブルクリック
画像があるフォルダをダブルクリックします。

すると、フォルダツリー下にファイルが表示されます。表示された画像ファイルをダブルクリックしてください。

表示された画像ファイルをダブルクリックして画像を表示させる
すると、真っ暗だった右画面に画像で表示されたはずです。漫画を開くときも同様に画像をダブルクリックして開くので、覚えておきましょう。

漫画を読む

漫画の画像があるフォルダを開く
通常の画像を開く時と同じように、漫画の画像があるフォルダを開いておきます。

何でもいいので画像をダブルクリックして表示しましょう。

ビューワー側を一回クリックしてビューワーをアクティブにする
画像を表示できたら、ビューワー側を一回クリックしてビューワーをアクティブにします。

その状態でキーボードの矢印キーを操作しましょう。矢印キーでページ送りができ、Kindle本やPDFドキュメントを見るときと同じように閲覧できます。

フルスクリーン(全画面表示)で閲覧したい場合は、F11キーを押しましょう。元に戻す時もF11キーです。

ページ送りキーを変更する

おそらく殆どの方は次のページを表示するために矢印キーの右キーを押したはずです。ですが、初期状態のLeeyesでは左キーが次のページに送るキーとなっており、間違えがちです。

メニューの[イメージ]->[綴じ方向]->[左綴じ]を選択する
右キーで次のページに送れるようにするには、上部メニューの[イメージ]->[綴じ方向]->[左綴じ]を選択します。

これで、右キーを押すと次のページに送れるようになります。

 

漫画を本棚に追加する

通常、画像だけの漫画はフォルダにまとめて整理しているはずです。

ですが、

本棚に追加したい漫画があるフォルダを選択する
まず、本棚に追加したい漫画があるフォルダを選択します。
漫画のファイルを右クリックして[本棚に追加]->[新しい本棚]を選択する
選択したら右クリックして[本棚に追加]->[新しい本棚]を選択します。
作品名を入力して[OK]ボタンをクリック
作品名を入力して[OK]ボタンをクリックします。

これで本棚に登録できました。

「本棚」タブに切り替えて本棚に追加した作品を閲覧する
本棚に追加した作品は、「本棚」タブに切り替えることで閲覧できます。

本棚機能を使えば、各作品のフォルダが散らばっていたとしても、まとめて管理しやすくなります。漫画作品をコピーして複製しているわけではないので、無駄に容量が増えることもありません。

 

Leeyesでjpegを見るには?

インストール直後のLeeyesはbmp形式の画像しか読み込むことができないため、非常に使い勝手が悪いです。もちろんPC漫画で使われていることがあるjpeg形式の画像もLeeyesでは見れません。

Leeyesでもjpegなどbmp以外の軽視の画像を見るには初期設定時に解説した「Susieプラグイン」が必要不可欠です。

「Susieプラグイン」をまだ導入していない方は、この記事の解説(記事の前半、初期設定の解説でSusieプラグインについて紹介しています)を参考にプラグインを導入しておいてください。

「Susieプラグイン」を導入しても読み込めない場合

この場合、Susieプラグイン関連ファイルの配置を間違えている可能性があります。

Leeyes.exe
Susieプラグインは「Leeyes.exe」があるフォルダにコピーする必要があるので、間違えていた場合はコピーし直してください。

まとめ

今回はLeeyesのインストールから使い方まで解説しました。
本棚機能を使いこなせばLeeyesでたくさんの漫画をまとめて管理できるので、画像だけの漫画を読むのに苦労していた方は、ぜひ使ってみてください。


キーワード一覧