ExcelのMMULT関数とは?
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Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「MMULT関数(マトリックスマルチプリケーション )」というものがあります。MMULT関数とは、2つ配列の行列積を返すことのできる関数です。Excel 2003より実装されました。
2つの行列を掛け合わせたい場合に使用する関数となっています。この記事では、ExcelのMMULT関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのMMULT関数の使い方
それでは、ExcelのMMULT関数の使い方を説明していきます。まずは、MMULT関数の数式から説明します。MMULT関数の数式は「=MMULT(配列1,配列2)」となります。第1引数の「配列1」で、1つ目の配列を指定します。第2引数の「配列2」で、2つ目の配列を指定します。1つ目の配列と同じセル数で指定を行います。
MMULT関数は「ドット積」という2つの配列の行列積を返すわけですが、その性質上2つの配列はどちらも必須になります。

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以上が、ExcelのMMULT関数の使い方の説明となります。前述の通りOffice 365であれば配列として確定しなくてもSPILLデータとして結果が返るため問題ありませんが、それ以外のバージョンでMMULT関数を使用する場合はあらかじめ複数セルを範囲指定した状態で「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」の同時押しで配列として確定を行いましょう。