ExcelのFISHER関数とは?
Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「FISHER関数(フィッシャー)」というものがあります。FISHER関数とは、相関係数の「r」をフィッシャー変換した値を求めることのできる関数です。
相関係数とは、2つのデータ感のの関係性(相関関係)の強さを示す数値のことを指します。ちなみに相関関係とは、一方の数値が増加した際にもう一方が増加もしくは減少するような2つの数値の関係のことを相関関係と呼びます。
そして、相関係数をフィッシャー変換(フィッシャーのz変換・z変換)することにより母相関係数の分布を正規分布に変換することができます。FISHER関数を使用することで、相関係数を簡単にフィッシャー変換することができます。この記事では、ExcelのFISHER関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのFISHER関数の使い方
それでは、ExcelのFISHER関数の使い方を説明していきます。まずは、FISHER関数の数式から説明します。FISHER関数の数式は「=FISHER(r)」となります。引数の「r」で、相関係数を数値で指定しましょう。
他にも、「FISHERINV関数(フィッシャーインバース)」でフィッシャー変換した値を元の値に戻すことも可能です。使用方法は「=FISHERINV(フィッシャー変換した数値)」となり、こちらも覚えておくと便利ですよ。