Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「FACT関数(ファクト)」というものがあります。FACT関数とは、指定した数値の階乗を求めることのできる関数です。
階乗とは、「ある正の数値から1までの、整数の積」のことを指します。数学においては、「n!」の形で見かけることがあるかと思います。この階乗「n!」を計算するには、「n!=n×(n-1)n×(n-2)n×…×2×1」のような計算式で求めることが可能です。簡単な例を挙げると、「6×5×4×3×2×1」とすることで「6」の階乗を求めることができます。しかし、階乗を求めたい値が小さければ簡単に計算することができますが、値が多いと計算式が長く一苦労になってしまいますよね。ですが、FACT関数なら階乗を求めたい数値を指定するだけで簡単に階乗を出力することができますよ。この記事では、ExcelのFACT関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのFACT関数の使い方
それでは、ExcelのFACT関数の使い方について説明していきます。まずは、FACT関数の数式を説明します。FACT関数の数式は「=FACT(数値)」となります。引数の「数値」で、階乗を求めたい数値の指定を行います。
階乗を求める際に計算式を入力するのは少ない数値ならまだしも、大きい数値を手入力で計算するのはかなりの手間になってしまいますよね。そういったシーンでは、FACT関数を使用すれば簡単に階乗を求めることができます。業務などで階乗を頻繁に使用するという場合は、FACT関数を使って求めてみてくださいね。