ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方を紹介!

ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「FACTDOUBLE関数」があります。FACTDOUBLE関数とは、指定した数値の二重階乗を求めることのできる関数です。この記事では、ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方をご紹介しています。


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  1. ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「FACTDOUBLE関数(ファクトダブル)」というものがあります。FACTDOUBLE関数とは、指定した数値の二重階乗を求めることのできる関数です。

階乗「n!」とは「ある正の数値から1までの、整数の積」のことを指しますが、二重階乗「n!!」とは自然数nに対して1からnまでのうち「nと同じ偶奇性」を持つ数値だけをすべて掛けて求めます。数値が偶数の場合は「n!!=n×(n−2)×(n−4)×…×4×2」・数値が奇数の場合は「n!!=n×(n−2)×(n−4)×…×3×1」といった数式で二重階乗を求めることができます。しかし、階乗と同様に数値が大きければ多いほど計算式が長くなってしまいますよね。そこで、FACTDOUBLE関数を使用すれば簡単に二重階乗を求めることができますよ。この記事では、ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方

それでは、ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方について説明していきます。まずは、FACTDOUBLE関数の数式を説明します。FACTDOUBLE関数の数式は「=FACTDOUBLE(数値)」となります。引数の「数値」で、二重階乗を求めたい数値の指定を行います。

B2セルに「=FACTDOUBLE(10)」と入力
実際に、FACTDOUBLE関数を使用して階乗を求めてみましょう。画像の例では、B2セルに「=FACTDOUBLE(10)」と入力することで10の二重階乗を求めようとしています。
結果の「3840」が出力された
FACTDOUBLE関数による計算が行われ、結果の「3840」が返りました。「10」の二重階乗は「10×8×6×4×2」なので、正しく二重階乗が求められていることが分かります。

以上が、ExcelのFACTDOUBLE関数の使い方の説明となります。二重階乗を求める際は計算式が長くなりやすいので、FACTDOUBLE関数を使用して簡単に計算してみてくださいね。


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