rarファイルの圧縮に「WinRAR for Mac」を使おう!使い方を解説

rarファイルの圧縮に「WinRAR for Mac」を使おう!使い方を解説

rarファイルの圧縮するアーカイバで「WinRAR」があります。今回は「WinRAR for Mac」というコンソール(ターミナルからコマンド実行で利用)のダウンロードと使い方について解説していきます。


目次[非表示]

  1. rarファイルの圧縮に「WinRAR for Mac」を使う
  2. WinRAR for Macのダウンロード
  3. WinRAR for Macの使い方

rarファイルの圧縮に「WinRAR for Mac」を使う

みなさんはWinRARをご存知でしょうか?

Windowsのzipやrar形式のファイルに対応したアーカイバです。その初リリースが1995年と歴史のあるソフトです。WinRARにはソフト版とコンソール版の2種類が存在しています。

MacについてもWinRAR for Macがあり、今回はWinRAR for Macのコンソール版(ターミナルからコマンドで利用)のダウンロードから使い方までをご紹介していきます。

WinRAR for Macのダウンロード

WinRAR for Macは以下のサイトからダウンロードする事が出来ます。ライセンスはFreeware(無料で提供されているソフト)です。

WinRAR 5.61 for Mac OS
「Download Now」をクリック
上記サイトにアクセスして「Download Now」をクリックするとダウンロードが始まります。

「Now Downloading...」が出ている間は待ちましょう。じきにダウンロードが始まります。
フォルダの中身
ダウンロードしたらgz形式で圧縮されていますので、解凍してみましょう。中身はこのようにテキストファイルやプログラムファイルが混在しています。

ダウンロードしたフォルダの中にある「rar」というファイルがプログラムファイルで、これを使ってファイルの圧縮をしていきます。

次に使い方のご紹介です。

WinRAR for Macの使い方

それではWinRAR for Macコンソール版の使い方をご紹介していきます。

rarファイルに圧縮

ではrar形式の圧縮ファイルを作成していきましょう。まずはWinRAR for Macを使うにあたり、コマンドラインで利用していく形になります。

準備

圧縮対象の画像
今回画像ファイル1枚を用意して、このファイルをrar形式の圧縮ファイルにまとめたいと思います。

圧縮

ではWinRAR for Macで圧縮するにあたり、ターミナルを起動しましょう。

Launchpadの「その他」の中から「ターミナル」を選択
Launchpadの「その他」の中から「ターミナル」を選択します。
Finderからフォルダをターミナルにドラッグ&ドロップ
ターミナルが起動したら、まずは準備したフォルダまで「cdコマンド」で移動しましょう。

Finderからフォルダをターミナルにドラッグ&ドロップすることでパスを入力出来ます。
$ cd {ドラッグ&ドロップで入力されたパス}

無事に目的のフォルダに移動したら、次にrarコマンドで画像1枚を圧縮ファイルにまとめます。以下のようにします。
※WinRAR for Macをダウンロードして、解凍した場合の解説です(Downloadsフォルダにある場合)。もし解凍する場所が違う場合はパスをあわせましょう。

$ ~/Downloads/rar/rar a {ドラッグ&ドロップで入力されたパス}/{圧縮ファイル名}

圧縮ファイル名は適当に「test」などでokです。

画像1枚が「test.rar」という圧縮ファイルにまとめられる
上記コマンドを実行すると、無事に画像1枚が「test.rar」という圧縮ファイルにまとめられます。

rarファイルに移動

ファイルやフォルダを作成したrarファイルに移動するにはrarコマンドの「m」のオプションを利用します。
(追加するファイルはrarファイルに追加すると削除されますので、注意)

$ ~/Downloads/rar/rar m {すでにあるrarファイルのパス} {追加したいファイルのパス} 

その他のオプション

rarコマンドを使ってrarファイルに圧縮、移動を見てきましたが、WinRARには様々なオプションがあります。その使い方はコマンドのhelpにありますので(日本語ではないですが)、ぜひ使う際に参考にしましょう。

helpの呼び出しは下記のコマンドで可能です。

$ ~/Downloads/rar/rar -?

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