7-Zipとzipの違いとは？
「7-Zip」というアーカイバをご存知でしょうか？7-Zipとは、高圧縮率を誇る拡張子である「7z」形式を取り扱うことが可能なほか、様々な圧縮方式・変換・暗号化に対応している便利なアーカイバです。
一般に広く使われている圧縮ファイルの形式といえばzipファイルですが、7-Zipで使用する7z形式のファイルはzip形式よりもファイルの圧縮率が高く、ファイル階層構造を維持したまま圧縮することが可能・そしてなんと16000000000GBまでのファイルサイズに対応しています。2021年時点で、一般のユーザーの方が取り扱うファイルのサイズであればカバーしきれてしまうのが凄いところです。
7-Zipのメリットとデメリット
7-Zipのメリットですが、zipファイルに比べて非常に高い圧縮効率を誇る「7z」形式でファイルの圧縮を行うことができるため、zip形式で圧縮したファイルと7z形式で圧縮したファイルのファイルサイズを比較すれば1～2割ぐらいの差が出ます。
ファイルによっては5割近い差が出ることもあるので、様々なファイルを圧縮して保管しておきたいという場合は7z形式で圧縮することでストレージに余裕を持たせることができますよ。
7-Zipのデメリットですが、圧縮・解凍を行うには7-Zipのインストールが必要不可欠な点です。7-Zipを使用しているユーザーでなければ導入の手間がかかってしまうため、ファイルを共有したい相手が7-Zipを導入していなければ7z形式のファイルを送信しても解凍してもらうまでに説明などが必要になってしまうでしょう。
また、他の圧縮形式と同様に画像や動画データの圧縮率についてはそこまで高くありません。画像・動画のデータ自体がすでに圧縮されているものなので、あまり効果がないというわけです。
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7-Zipのインストール・日本語化方法
7-Zipを早速導入したいという場合は、下記リンク先の記事にてインストール方法・日本語化する方法についてご紹介しています。
パスワード付きzipファイルの作成方法
7-Zipでは7zファイルだけでなく、zipファイルへの圧縮も可能です。もちろんパスワードを付与してセキュリティ対策を行うこともできますよ。
コマンドラインで7-Zipを実行させる
7-Zipではコマンドライン操作で細かく処理を命令することも可能です。シンプルな操作だけではなく、自分の思ったとおりの圧縮・解凍を行うことが可能になります。レベルの高い操作ですが、覚えてみるとかなり捗りますよ。
