SDカードに表記されているマークの意味一覧を紹介!

SDカードに表記されているマークの意味一覧を紹介!

SDカードには、容量を表す数字だけでなく様々なマークが表記されていますよね。これらのマークは、デジカメやスマホで写真や動画の撮影を行うなら覚えておいて損はありませんよ。この記事では、SDカードに表記されているマークの意味一覧をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. SDカードに表記されているマークの意味一覧

SDカードに表記されているマークの意味一覧

SDカードに表記されているマークについて

SDカードには、様々なマークが表記されていますよね。このマークの意味についてご存知でしょうか?これらのマークはSDカードの性能などを示しているものなので、知っておくとSDカード選びの際に役に立ちますよ。

特に写真撮影や動画撮影にSDカードを使用する場合は、容量以外のマークの見方について覚えておくことが重要になります。この記事では、SDカードに表記されているマークの意味一覧をご紹介していきます。

容量について

SDカードは、実は容量ごとに名称が異なります。2GBまでの容量の場合は「SDカード」・4GBから32GBまでの場合は「SDHCカード」・64GBから512GBまでの場合は「SDXCカード」のように、違う名前になっています。例えばスマホの説明書を見た時に「microSD:SDHC対応」となっている場合はSDカードとSDHCカードまでは対応していますが、SDXCカードには対応していないためSDXCカードを挿入しても読み込み・書き込みを行うことはできません。容量だけで決めるのではなく、使用している機器に対応しているSDカードを選択しましょう。

データの読み込み速度・書き込み速度について

SDカードに「R260MB/s・W240MB/s」のような数値が記載されている場合、これはデータの読み込み速度、書き込み速度の最大値を表しています。この例の場合、「R260MB/s」の「R」はRead(読み込み)の略・「260MB/s」は1秒間に260MBのデータを読み込むことができることを表しています。「W240MB/s」の「W」はWrite(書き込み)の略・後ろの数字はRのものと同様に1秒間の書き込み速度について表しています。

書き込み速度しか書いていないというケースもあるため、この数値が1つしか書いていないという場合は書き込み速度のことだと思いましょう。

スピードクラスについて

スピードクラスのマークが表しているのは、最低転送速度についてです。最低転送速度は動画や写真の連写撮影において重要な項目なので、写真撮影や動画撮影目的の場合はかならず確認すべき項目です。

「C」の中に書かれている数字のものは「SDスピードクラス」です。CLASS2・CLASS4・CLASS6・CLASS10の4種類があり、CLASS10であれば1秒あたりの最低転送速度が10MBあるということになります。

「U」の中に書かれている数字のものは「UHSスピードクラス」です。UHSスピードクラスは、UHSに対応した機器でないと使用することのできないクラスです。CLASS1とCLASS3の2つがあり、CLASS1では1秒あたりの最低転送速度が10MB・CLASS3なら30MBになります。

 

「V」の横に書かれている数字のものは「ビデオスピードクラス」です。ビデオスピードクラスは、ビデオ撮影時の転送速度のことを際しています。V6・V10・V30・V60・V90の5種類で、数字の部分が最低転送速度になります。V90であれば、1秒あたりの最低転送速度が90MBになります。

UHSについて

UHSで転送を行う場合は、UHSスピードクラス以外に規格を確認する必要があります。UHSには、「UHS-Ⅰ」と「UHS-Ⅱ」の2つの規格が存在しています。SDカードにそれぞれⅠかⅡと表示されているものですね。UHSスピードクラスは最低転送速度のことを指していますが、こちらは最大転送速度を表しています。Ⅰの場合は1秒あたりの最大転送速度が104MB・Ⅱの場合は312MBとなります。


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