エクセルで複数の図形をグループ化する方法を紹介!

エクセルで複数の図形をグループ化する方法を紹介!

エクセルで挿入した図形を管理するときはグループ化機能が役立ちます。複数の図形をグループ化してまとめることで、移動やサイズ変更を一括でできるようになり、作業を効率化できます。今回はエクセルで図形をグループ化する方法やグループ化の解除方法について解説していきます。


目次[非表示]

  1. エクセルで複数の図形をグループ化したい
  2. エクセルで複数の図形をグループ化する方法
  3. エクセルでグループ化した図形の一部を編集する
  4. エクセルでグループ化した図形を解除する

エクセルで複数の図形をグループ化したい

エクセルでは丸や三角・矢印などの図形を制限なく挿入することができます。

ですが挿入している図形の数が増えてくると、それぞれ位置調整するのが大変になってきます。図形の数が1つや2つならまあだしも10~20個もあると図形の移動が大変です。

一度位置を決めてしまったあとは変更することがない場合は困りませんが、列数が増える・行を削除して全体のデータがズレたとなると困ったことになります。

削除した行・列を切り詰めるのであれば自動的に行・列の位置が調整されますが、図形の位置は変わりません。

そんな時に便利なテクニックがグループ化です。複数の図形をグループ化することでまとめて移動させられるようになり、編集がやりやすくなります。もちろん図形と図形の間隔も保たれるので、図形同士の相対位置がずれることもありません。

エクセルで複数の図形をグループ化する方法

エクセルで複数の図形をグループ化する方法は、やり方さえ知っていたら簡単です。

Ctrlキーを押しながら図形をクリック
まずはCtrlキーを押しながら図形をクリックして選択していきます。

Ctrlキーを押しながらのクリックは直前までの選択状態を維持しながら複数選択する方法です。図形に限らずセルに対しても有効なので覚えておきましょう。

メニューを[図形の書式]に切り替え
次に上部メニューを[図形の書式]に切り替えます。
メニューの右端の方にある[グループ化]ー>[グループ化]をクリック
メニューの右端の方にある[グループ化]ー>[グループ化]をクリックします。

グループ化が表示されない場合はエクセルのウィンドウ幅が狭すぎる可能性があります。

グループ化の画面
ウィンドウ幅が狭い場合はアイコンだけになっている可能性があるので覚えておきましょう。
グループ化が完了した図形
グループ化が完了すると、個別選択されていた図形がひとまとめになり、まとめて移動・回転・サイズ変更ができるようになります。
画像と図形をグループ化
グループ化はオブジェクトであれば何でもできるため、画像と図形を同じグループにまとめることも可能です。
エクセルのオプションを開き、「詳細設定」の[アウトラインが適用されている場合はアウトライン記号を表示する]のチェックを入れる
グループ化できない場合はエクセルのオプションを開き、「詳細設定」の[アウトラインが適用されている場合はアウトライン記号を表示する]のチェックを入れておくようにしてください。

エクセルでグループ化した図形の一部を編集する

グループ化した図形の一部のみを編集したいときですが、わざわざグループ化を解除する必要はありません。

編集したい図形のあるグループをクリックして選択
まずは編集したい図形のあるグループをクリックして選択状態にします。
編集したい図形をクリック
この状態で編集したい図形をクリックすると、その図形が選択された状態になります。

これでグループ化された図形の一部のみ編集することが可能です。図形の色変更・サイズ変更などの微調整を行いたい場合があったとしても、わざわざグループ化を解除せず編集するようにしましょう。

エクセルでグループ化した図形を解除する

エクセルでグループ化した図形の結合状態を解除する方法も最後に見ていきましょう。

グループ化した図形の解除方法ですが、まずはグループ化を解除したい図形を選択しておいてください。

[図形の書式]のメニューを開く
次に[図形の書式]のメニューを開きます。
[グループ化]->[グループ解除]をクリック
[グループ化]->[グループ解除]をクリックします。

これで図形のグループ化を解除することができました。


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