Excelのシリアル値とは何か?

Microsoft Excelを使用していて、DATE関数などで用いる「シリアル値」とは一体何のことなのかご存知でしょうか?シリアル値とは、Excelで日時を計算するために使用されている数値のことを指しています。起点日からカウントして、1日経過することにカウントが1つずつ増えていく仕様になっています。
簡単に言えば、「Excelでの1日はシリアル値で1」と覚えておけばOKです。Excelにおける1時間はシリアル値を割ったものになるので、1÷24で「0.041666…」となります。
注意点が一つだけあり、Excelのシリアル値の起点日はOSにより異なります。Windowsでは1900年1月1日が「1」・Macでは1904年1月1日が「0」に指定されています。現在のExcelでは起点日を1900年か1904年のどちらかに変更することができますが、基本的にOS準拠のもので問題ありません。例えばWindowsで作成したブックをMacで読み込んだ場合、自動的に1904年が起点日に変更されるため安心ですよ。




日付がシリアル値の「44562」へと変換されました。「2022年1月1日」は1990年1月1日から44562日目だということが分かりました。以上が、シリアル値の表示方法となります。
