Excelで補助円グラフ付き円グラフの作り方を紹介!

Excelで補助円グラフ付き円グラフの作り方を紹介!

Excelで、補助円グラフ付き円グラフを作成したいと思ったことはありませんか?円グラフの特定の項目の補足となる円グラフを作成したい場合に、補助円グラフ付き円グラフが便利です。この記事では、Excelで補助円グラフ付き円グラフの作り方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで内訳を補助円グラフ付き円グラフで表示したい
  2. Excelで補助円グラフ付き円グラフの作り方

Excelで内訳を補助円グラフ付き円グラフで表示したい

補助円付き円グラフ
Microsoft Excelで円グラフを作成した時に、特定の項目の内訳を補助円グラフ付き円グラフで表示したいと思ったことはありませんか?例えば「その他」の内訳を表記したいというケースはめずらしくありませんよね。

この記事では、Excelで補助円グラフ付き円グラフの作り方をご紹介していきます。

Excelで補助円グラフ付き円グラフの作り方

2つの表を準備
それでは、Excelで補助円グラフ付き円グラフの作り方を説明していきます。画像例はゲームの大会におけるキャラのセレクト分布です。「キャラ」列の「その他」の内訳を「その他 内訳」にまとめています。
表を列にまとめる
上記の「その他 内訳」の各項目を円グラフに追加するために、左側のデータ表の下部にコピー&ペーストで追加しています。続けて「その他」を除外して表を範囲選択しています。「Ctrlキー+ドラッグ」で特定の範囲のみを選択することが可能なので、「その他」以外の部分にこの操作を行い範囲選択します。
「円グラフ」→「補助円付きグラフ」をクリック
続いてウィンドウ上部の「挿入」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「グラフ」項目の中から「円グラフ」をクリックしてメニューを開いて「補助円付きグラフ」をクリックしましょう。
補助円付きグラフが作成された
これで、補助円付きグラフが作成されました、しかし、デフォルトの状態では右側の「その他」の内訳である補助円グラフに入るはずのデータまで左側の円グラフに入ってしまっていますよね。ですので、補助円のグラフの修正を行います。
「系列のオプション(棒グラフボタン)」をクリック→「補助プロットの値」をその他の項目と同じ数に設定
円グラフをクリックして選択すると、ウィンドウの右側に「データ系列の書式設定」メニューが表示されます。「系列のオプション(棒グラフボタン)」をクリックしたら、「系列のオプション」項目を展開して「補助プロットの値」をその他の項目と同じ数に設定します。この例ではその他内のデータが5つなので、「5」と入力しています。
補助円グラフに正しくその他のデータを追加できた
これで、右側の補助円グラフに正しくその他のデータを追加することができました。
「グラフのデザイン」タブ→「グラフスタイル」項目から選択
こちらはお好みですが、円グラフのデザインをウィンドウ上部の「グラフのデザイン」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「グラフスタイル」項目から選択しましょう。この例では、「スタイル9」を適用しています。
グラフのスタイルを変更できた
これで、グラフのスタイルを変更することができました。各データ名がグラフの下部ではなく各領域の近くに表示されているので、ひと目でどのデータがどの領域にあるのか分かりやすくなりました。
「塗りつぶしと線(塗りつぶしボタン)」をクリック→線・色・線の種類を選択
円グラフから補助円グラフまで伸びている区分線は、種類を変更することができますよ。区分線をクリックして選択すると、ウィンドウ右側に表示されているメニューが「区分線の書式設定」に変わります。「塗りつぶしと線(塗りつぶしボタン)」をクリックして表示される「線」項目をクリックして展開したら、線の種類から「線(単色)」を指定します。続いて「色」のプルダウンメニューから線の色を・「実線/点線」のプルダウンメニューから線の種類を選択しましょう。この例では線の色を濃い青色・線の種類を破線にしています。
左側の円グラフから右側の補助円グラフに伸びる補助線の種類を変更できた
これで、左側の円グラフから右側の補助円グラフに伸びる補助線の種類を変更することができました。また、左側の円グラフから「その他」をゆっくりとダブルクリックしてから少し右側にドラッグすることで画像のように「その他」項目だけを切り離すことができますよ。これで、「その他」の部分が右側の補助円グラフのものであると分かりやすくなりました。

以上が、Excelでの補助円グラフ付き円グラフの作り方となります。


関連記事