Excelで+(プラス)を表示する方法を紹介!

Excelで+(プラス)を表示する方法を紹介!

Microsoft Excelで、「+(プラス)」を表示させたいと思ったことはありませんか?数値と一緒に+(プラス)を入力すると、何故か表示されずに消えてしまいますよね。この記事では、Excelで+(プラス)を表示する方法をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Excelで+(プラス)を表示したい
  2. Excelで+(プラス)を表示する方法

Excelで+(プラス)を表示したい

「⁺1」とセルに入力されている
Microsoft Excelで、+(プラス)を表示したいと思ったことはありませんか?画像のようにセルに+(プラス)と数値を入力しても、Enterキーを押すと+(プラス)は消えてしまいますよね。+(プラス)を表示するには、文字列扱いにするか書式設定を変更する必要があります。

Excelで+(プラス)を表示する方法

+(プラス)を文字列扱いにして表示する方法

「'(シングルクォーテーション)」を最初に入力する

それでは、Excelで+(プラス)を表示する方法を説明します。まず+(プラス)を表示させたい場合にいちばん簡単な方法は、文字列として入力することです。記号の「'(シングルクォーテーション)」を最初に入力すると、その後に入力したものが数値であっても文字列扱いになります。

セルに「'+1」と入力したら「+1」と表示される
画像の例では「'+1」と入力しており、この方法で「+1」と表示させることができました。
エラーアイコンをクリックし「エラーを無視する」をクリック
このセルの左側にエラーアイコンが表示されますが、これは「数値が文字列として保存されています」という注意表記になります。邪魔であればアイコンをクリックしてメニューを開き、「エラーを無視する」をクリックすることでアイコンを削除することができますよ。
対象のセル・セル範囲を指定した状態でリボンメニューの「数値」項目のプルダウンメニューから「文字列」をクリック
また、最初からセルの表示形式を「文字列」にしておくことでも+(プラス)を入力することができます。対象のセル・セル範囲を指定した状態でウィンドウ上部の「ホーム」タブをクリックして、リボンメニューの「数値」項目のプルダウンメニューから「文字列」をクリックしましょう。これで、選択したセル・セル範囲に入力された+が文字列扱いになり表示されますよ。

書式設定を変更して+(プラス)を表示する方法

上記の方法で+(プラス)を表示させた場合、文字列扱いになっているため計算には使用でkません。計算で+(プラス)を表示させたまま用いたい場合は、書式設定を変更しましょう。

「セルの書式設定」をクリック
まずは対象のセル・セル範囲を選択した状態で右クリックしてメニューを開き、「セルの書式設定」をクリックしましょう。
「ユーザー定義」→「#,##0;-#,##0」を「+#,##0;-#,##0;0」にし「OK」をクリック
「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。「表示形式」タブが開いているので、左側メニューの「ユーザー定義」をクリックしましょう。続いて一覧から「#,##0;-#,##0」を選択して種類欄に形式が表示されたら、最初に「+」を・末尾に「;0」を追加して「+#,##0;-#,##0;0」にしましょう。あとは「OK」をクリックしてセルの書式設定を適用します。
+(プラス)を表示させたまま数値扱いにできた
これで、+(プラス)を表示させたまま数値扱いにできますよ。B1セルに上記設定を適用して「+1」と表示させていますが、D2セルに「=B2+C2」と入力しても計算結果が問題なく表示されています。

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