パワーポイントでも上付きの文字を入れたい!ルビ・ふりがなの違いとは?
マイクロソフトが提供するプレゼンテーションソフトウェア、パワーポイント。
2019年時点では最新バージョンである「PowerPoint 2019」が発売されており、WindowsのPCのみならずmacやAndroidでも利用できるようになっています。
そんなパワーポイントですが、実際に文字を打ち込む際にルビやふりがなを振ることはできるのでしょうか?
一見するとどちらも同じに見える仮名文字であるルビとふりがな。今回は両者の違いからご紹介します。
ルビ
「ルビ」は、漢字に特別な意味に指定したい場合に利用します。
例えば「情念」を「パトス」と読んだり、「模型」を「モデル」と読んだり。
漢字(熟語)そのものにルビに表現されるようなよみがなは無くても、書き手側の意思でルビとして表すことができます。
ふりがな
「ふりがな」はルビとは異なり、漢字それぞれに充てられた読み仮名を表現するために使います。
「魑魅魍魎」の上に「ちみもうりょう」と書いたり、「雲母坂」の上に「きららざか」と書いたり。
一般的な漢字の読み方としての説明は「ふりがな」を指すことが多いです。
パワーポイントでルビ・ふりがなの振り方
では、パワポ(パワーポイント)でルビやふりがなをつける場合はどのようにしたら良いのでしょうか。
以下では実際に上付きの文字を入力する方法をご紹介します。
こちらはパワーポイントに直接文字を打ち込んだ状態です。メニューバーにルビのオプションがないため、よみがなを打ち込むことができません。
上のメニューバーから「挿入」を選択し、表示された「オブジェクト」をクリック。
ポップアップが表示されますので、「Microsoft Word Document」を選択しましょう。
ppt(パワポ)上でWord画面が表示されました。
こちらにルビを入れたい文字を入力し、マウスでクリック&ドラッグで選択の状態にしてからメニューバー上部のフォントの項目にあるルビのボタンをクリックします。
実際にルビが表示されたら、あとはWord画面の枠外でクリックを押すだけ。
画面がパワーポイントへと戻り、無事ルビ付きの文字がパワポ上にも表示されました。
まとめ
今回はパワーポイントでよみがなをつける方法をご紹介しました。
macでも利用できる便利なppt(パワーポイント)。
スライドショーを編集しながらオブジェクトとしてwordの画面を開けることをご存知無かった方も多いのでは?
皆さんもぜひ活用してみてくださいね。