Atomでインデントしてコードを整形する
みなさんHTMLやCSSのコーディングをしている時に、インデントはしていますでしょうか?
インデントとは、HTMLやCSSのコードを書く際に、段落の先頭や行頭に半角スペースやタブを入れて、字下げをすることで、コードを整形して見やすくするメリットがあります。(HTMLであればインデントによりタグの階層構造を見やすくなりますね)
インデントによりコードがフォーマットされ見やすくなりますが、していないコードは見辛く、メンテナンス性の観点で好ましくありません。下記の例ではインデントしているコードとしていないコードの例です。
前者のインデントしているコードの方がHTMLの階層構造をつかみやすいですよね!
インデントをする際にはAtomのエディターであれば、自動でサポートしてくれる機能もありますが、一方でインデントを忘れる事があったり、すでに存在しているコードのインデントをフォーマットしたい場合などがあるかと思います。
そこで今回はAtomのエディターで自動インデントをする方法と、インデントの設定の方法についてご紹介していきます。
Atomで自動インデントする方法
それではAtomで自動インデントする方法をご紹介します。
メニューから自動インデント
もしも自動インデントが上手くいかない方は、タグの閉じ忘れや、入れ子がおかしくなっている場合がありますので、一度タグを見直しして、再チャレンジしましょう。
ショートカットで自動インデント
自動インデントはショートカットでも行えます。
またインデントしたいHTML文章全体を選択した状態で下記を実行しましょう。
するとすぐに自動インデントされます。慣れればメニューからの選択よりもこちらの方が早いですね!
Atomでインデントの設定
次にAtomでのインデントの設定を行いましょう。
タブ入力時に入力するのを「タブ」「半角スペース」のどちらにするかや、ではタブ1回の入力で、スペース何個分入力するのかなど細かい調整をすることが出来ます。
タブ押下時の半角スペースの数・長さ
タブのタイプ
ハードタブ
ハードを選択した場合は、タブの入力で「タブ」がインデントに利用されます。コーディングルールとして、「インデントはタブを利用する」となっている方は、ハードを選択しましょう。
ソフトタブ
ソフトを選択した場合は、タブの入力でインデントに「半角スペース」を利用します。つまりタブキーを押したとしても、半角スペースに変換されて入力される形になります。
ちなみに1タブで何個分の半角スペースが入力されるのかは、先述のタブ押下時の半角スペースの長さ・数の設定値に準拠します。
オート
オートの場合は、Atomのエディターが履歴などから自動判断して、ハードorソフトを自動で決定します。
もしもコーディングルールが決まっている場合は、ハードorソフトで設定して、特に決まっておらず、こだわりもない方はオートのままでも大丈夫でしょう。