ExcelのAVERAGEIFS関数とは?使い方を紹介!

ExcelのAVERAGEIFS関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数に「AVERAGEIFS関数」があります。AVERAGEIFS関数は、複数条件に一致した対象範囲の平均値を求めることができますよ。この記事では、ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. ExcelのAVERAGEIFS関数とは?
  2. ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方

ExcelのAVERAGEIFS関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「AVERAGEIFS関数(アベレージイフエス)」というものがあります。AVERAGEIFS関数とは、複数の条件を満たすセルの検索を行い、検索条件に一致したセルと同じ行or列にある平均対象範囲のセルの数値の平均値を求めることができる関数です。

同種の関数に平均値を求めるAVERAGE関数・特定のデータのみを条件にして平均値を求めるAVERAGEIF関数などもありますよ。この記事では、ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方

それでは、ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方を説明していきます。まずは、AVERAGEIFS関数の数式から説明します。AVERAGEIFS関数の数式は「=AVERAGEIFS(平均対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件範囲2,…)」となります。第1引数の「平均対象範囲」で、平均値を求めたい値が入力されているセル範囲の指定を行います。第2引数の「条件範囲」で、検索の対象にするセル範囲の指定を行います。第3引数の「条件」で、条件範囲の中からセルを検索するための条件の指定を行います。「条件範囲」・「条件」の組み合わせは、127個まで指定することが可能となっています。

性別、クラス、スコアの表
実際に、AVERAGEIFS関数を使用してみましょう。画像の表の中から、「クラスが1組の男子のスコア」と「クラスが1組の女子のスコア」の平均値を求めていきます。
G3セルに「=AVERAGEIFS(D3:D12,B3:B12,"男",C3:C12,1)」と入力
G3セルに「=AVERAGEIFS(D3:D12,B3:B12,"男",C3:C12,1)」と入力して、クラスが1組の男子のスコアの平均値を出力します。
クラスが1組の男子のスコアの平均値を出力できた
これで、クラスが1組の男子のスコアの平均値を出力することができました。
G4セルに「=AVERAGEIFS(D3:D12,B3:B12,"女",C3:C12,1)」と入力
同様に、G4セルに「=AVERAGEIFS(D3:D12,B3:B12,"女",C3:C12,1)」と入力することで、クラスが1組の女子のスコアを出力することができました。以上が、ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方の説明となります。

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