ExcelのAVERAGEIFS関数とは?
Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「AVERAGEIFS関数(アベレージイフエス)」というものがあります。AVERAGEIFS関数とは、複数の条件を満たすセルの検索を行い、検索条件に一致したセルと同じ行or列にある平均対象範囲のセルの数値の平均値を求めることができる関数です。
同種の関数に平均値を求めるAVERAGE関数・特定のデータのみを条件にして平均値を求めるAVERAGEIF関数などもありますよ。この記事では、ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方
それでは、ExcelのAVERAGEIFS関数の使い方を説明していきます。まずは、AVERAGEIFS関数の数式から説明します。AVERAGEIFS関数の数式は「=AVERAGEIFS(平均対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件範囲2,…)」となります。第1引数の「平均対象範囲」で、平均値を求めたい値が入力されているセル範囲の指定を行います。第2引数の「条件範囲」で、検索の対象にするセル範囲の指定を行います。第3引数の「条件」で、条件範囲の中からセルを検索するための条件の指定を行います。「条件範囲」・「条件」の組み合わせは、127個まで指定することが可能となっています。