ExcelのRAND関数の使い方を紹介!

ExcelのRAND関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「RAND関数(ランド)」というものがあります。RAND関数は、0から1の間でランダムな数値を表示させることのできる関数ですよ。この記事では、ExcelのRAND関数の使い方をご紹介しています。


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  1. ExcelのRAND関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「RAND関数(ランド)」というものがあります。RAND関数は、0から1の間でランダムな数値を表示させることのできる関数ですよ。この記事では、ExcelのRAND関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのRAND関数の使い方

それでは、ExcelのRAND関数の使い方の使い方を説明していきます。まずは、RAND関数の数式について説明します。RAND関数の数式は「=RAND()」となります。RAND関数には引数がないため、()の中は何も入力しないという点には注意しましょう。

B2セルに「=RAND()」と入力
実際に、RAND関数を使用してみましょう。画像の例では、B2セルに「=RAND()」と入力してRAND関数を使用しています。
B2セルに0から1の間でランダムな数値が表示された
RAND関数により、0から1の間でランダムな数値が表示されました。RAND関数で表示させた結果は、シートの更新を行うたびに変動します。
「=RAND()*100」と入力
ランダムで数値を表示させるといっても、0から1の間では小さすぎると思う方もいらっしゃるかと思います。この場合は、数字を掛けて大きくすることが可能ですよ。画像の例では、「=RAND()*100」として100を掛けることにより、数値の桁数を増やそうとしています。
2桁の数値を表示させることができた
これで、2桁の数値を表示させることができました。他にも、特定の範囲内で数値を表示させたい場合は「=RAND()*(B-A)+A」のような数式にすることでも対応可能です。
「=INT(RAND()*100)」と入力
小数点以下の数値は表示させずに整数だけを表示させたいという場合は、INT関数を併用することで対処ができますよ。画像の例では、1から100の範囲で整数を表示するために「=INT(RAND()*100)」と入力しています。
ランダムな数値を整数で表示させることができた
これで、ランダムな数値を整数で表示させることができました。以上が、RAND関数の使い方の説明となります。ランダムな数値を表示させたい時に使用するRAND関数は、このように様々な関数を併用したり数式を調整することで柔軟に数値の範囲を指定できるので、ぜひ試してみてくださいね。

また、用途の似ている関数に乱数を返すことのできる「RANDBETWEEN関数」というものもあります。RANDBETWEEN関数について気になる方は、下記リンク先の記事も併せてご覧ください。

ExcelのRANDBETWEEN関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「RANDBETWEEN関数」というものがあります。指定した範囲内で、乱数を作成することができますよ。この記事では、ExcelのRANDBETWEEN関数の使い方をご紹介していきます。

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